「ネーミング」
MSCIの指数入れ替えと緊急事態宣言延長での株高の印象。
明るい週末となってきた。
ネーミングと言うのは人の心理に結構影響するもの。
そう考えると「コロナ」というのは重い。
何となく異星からやってきた正体不明の未確認物体というような印象になる。
良くはわからないがインフルエンザと似通ったようなものなのだろう。
でもコロナというネーミングが「死を招く恐怖の物体」に繋がってくる。
累計感染者数73.5万人。
治癒した数は66万人。
亡くなられた方は約1.3万人。
9割以上の人は治っているのが現実だが「コロナ」と聞くと怯えてくるものだ。
100年前は「スペイン風邪」。
日本では別名「流行性感冒とも呼んだ。
当時の人口5500万人に対し約2380万人(人口比:約43%)が感染。
約39万人が死亡したとされる
それでも「スペイン風邪」とは戦おうという気になる。
この末裔の一部が今の「季節性インフルエンザ」なのだろう。
世界での呼称は「1918パンデミック」。
2015年以降ヒトの新興感染症には地名や動物の名称を使用しないことがWHOより推奨された。
だから今は「コロナ」。
もう少しやさしい呼び方はないものだろうか。
金融商品取引法などでは「投資における自己責任原則」というのが存在する。
もう30年以上使われてきた言葉だ。
投資家さん自身に規定されることであり、違反したとてとりたてて社会に迷惑をかけるものではない。
今回のコロナでは絶対的命令はほとんどなく「自粛」という形で営業停止や短縮をしてきている。
これが現実だ。
ただ、だからといって飲食の影響がどれほどのものなのか。
よくわからない。
屋形船だった、ボウリング場だってわからない。
でありながら「人流の増加が懸念」とか「まだまだ緊急宣言は延長」とか懸念ばかり。
注意したって警戒したって株式市場では下落には遭遇する。
だから注意や警戒などではなく、それこそ「自己責任原則」を援用したらどうなのだろう。
マスク・手洗い、不要の外出忌避などなど自己責任だろう。
「権利と自由」だけを主張するのは誤りでそれらを担保するのは「義務」。
イロハのイだがどうも一方ばかりがクローズアップされるからややこしい。、
スケジュールを見てみると・・・。
【5月】5勝5敗、(勝率50%、9位)
気学では「市場活気づく。後半に波乱あり。利食いを考慮のこと」
31日(月):鉱工業生産、消費動向調査、商業動態統計、緊急事態宣言期日、米メモリアルデー、
中国製造業非製造業PMI、株高の日L、変化日、鬼宿日・大明日・神吉日、
水星逆行
【6月】7勝3敗、(勝率70%、2位)
気学では「乱調相場に始まる。上旬は戻り売り。夏至頃より買い良し」
1日(火)1-3月期法人企業統計、自動車販売台数、米ISM製造業景況感、中国製造業PMI、変化日
2日(水)マネタリーベース、米ベージュブック
3日(木)米ADP雇用レポート、IMS非製造業景況感
4日(金)家計調査、米雇用統計、製造業受注
7日(月)景気動向指数、中国貿易収支
8日(火)景気ウォッチャー調査、毎月勤労統計、GDP確報値、米貿易収支、独ZEW景況感
9日(水)マネーストック、中国消費者・生産者物価、株安の日L
10日(木)国内企業物価指数、都心オフィス空室率、米財政収支、消費者物価、ECB定例理事会、変化日
11日(金)4-6月期法人企業統計予測調査、メジャーSQ、G7コーンウォールサミット(英国)、ミシガン大学消費者信頼感、株高の日L
12日(土)ゲーム関連「E3」オンライン開催(→15日)
14日(月)インド消費者物価
15日(火)第三次産業活動指数、米FOMC(→16日)、小売売上高、生産者物価、鉱工業生産、NY連銀製造業景況感、NAHB住宅価格、対米証券投資、カリフォルニア州経済再開、天赦日
16日(水)貿易統計、機械受注、通常国会会期末、米パウエルFRB議長会見、住宅着工件数、輸出入物価、中国工業生産等経済指標、株安の日L、変化日
17日(木)日銀金融政策決定会合(→18日)、首都圏マンション販売、米フィラデルフィア連銀製造業景況感
18日(金)消費者物価、黒田日銀総裁会見、イラン大統領選挙
21日(月)英国社会的接触に関する法定制限撤廃予定、上げの特異日
22日(火)米中古住宅販売件数、変化日
23日(水)4月日銀金融政策決定会合議事要旨、米経常収支、新築住宅販売件数
24日(木)企業向けサービス価格指数、米耐久財受注、GDP確報値。独IFO景況感
25日(金)都議会選告示(7月4日投開票)、米個人所得・支出、株安の日L、鬼宿日
28日(月)大幅高の特異日、変化日
29日(火)失業率・有効求人倍率、商業動態統計、米CB消費者信頼感、S&P住宅価格、上げの特異日
30日(水)鉱工業生産、消費動向調査、東証新市場区分への移行基準日。米ADP雇用レポート、中国製造業・非製造業PMI
(櫻井)。
