マザーズ指数は続落、利益確定の売り

東証マザーズ指数は前日比0.69ポイント安の1145.19ポイントと続落した。
買い先行で始まって25日移動平均線を奪回する場面もあったが、週末相場で後場にかけて利益確定売りに押されて値を消す銘柄が目立った。
午前は時価総額の大きいIT(情報技術)銘柄の上昇が目立ったが、午後になると利益確定の売りや戻り待ちの売りが出て、相場の重荷になった。ウェルスナビなどが下げに転じた。メルカリやサイバトラスも下げた。半面、PアンチエイやAIinsが上昇した。
 
東証株価指数(TOPIX)が大幅高となるなか、市場関係者は「バリュー株に投資資金が向かった」と指摘。新興企業株は買いが手控えられた。
値上がり銘柄数は172、値下がり銘柄数は166となった。
 
個別ではフィーチャ、ZUU、日本動物高度医療センター、ホープ、コパ・コーポレーションが年初来安値を更新。イーエムネットジャパン、I-ne、Fast Fitness Japan、交換できるくん、Fringe81が売られた。
 
一方、サイジニアが一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、LeTech、Delta-Fly Pharma、プレミアアンチエイジング、アライドアーキテクツなど9銘柄は年初来高値を更新。コマースOneホールディングス、インパクトホールディングス、インターネットインフィニティー、ティーケーピー、和心が買われた。
 

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