日経ジャスダック平均は続伸、景気敏感株を中心に買い

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比10円05銭高い3882円65銭だった。
ジャスダック市場は堅調な展開となった。27日の米株式市場でNYダウは続伸し、141ドル高となった。労働市場の回復が好感されたほか、28日公表のバイデン大統領による予算案に関する報道を背景に、景気敏感株を中心に買いが入った。
イメージワンやメイコー、シンバイオが上昇した。半面、マクドナルドやジェイテックは下落した。
ジャスダック市場は、利益確定売りが強まったマザーズ市場に比べれば影響は相対的に限定的だったが、ジャスダック平均の上昇率は0.26%と小幅な伸びにとどまった。それでも、本日の上昇により、25日、75日の移動平均線を終値ベースで超えてきた。
テクニカル的には好転してきており、来週以降の動きに注目したい。
ジャスダック市場の売買代金は概算で838億円、売買高は1億3077万株だった。値上がり銘柄数は352、値下がり銘柄数は244となった。
 
個別では、イメージワン、ANAPがストップ高。ランシステム、環境管理センターは一時ストップ高と値を飛ばした。ソーバル、アルバイトタイムス、ジェイテック、ULSグループ、日本エス・エイチ・エルなど13銘柄は年初来高値を更新。インターライフホールディングス、日本テレホン、第一商品、メイコー、テラが買われた。
 
一方、マサル、ナフコ、ホリイフードサービス、ユニリタ、システム ディなど8銘柄が年初来安値を更新。夢みつけ隊、ウッドフレンズ、イーサポートリンク、内外テック、東武住販が売られた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次