日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前週末比8円12銭高い3890円77銭だった。週明けの日経ジャスダック平均は続伸してスタート。その後上げ幅を縮小する場面も見られたが、大きく値を崩すことなく終日堅調に推移した。朝方週明けに伴う短期投資家の買いが入った後は動意に乏しかった。「売り物が少なく、日経平均の下落の影響は限られた」という。ただ、日経ジャスダック平均もマザーズ指数も上昇率が小幅にとどまっており、個人投資家を中心とした新興市場でも積極的な売買は手控えられた様子だった。
大和証券と業務提携契約を結んだと発表した墓地・墓石販売のニチリョクがストップ高となった。シンバイオやフェローテクも上昇した。半面、イメージ ワンや日本テレホンは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で764億円、売買高は9525万株だった。値上がり銘柄数は333、値下がり銘柄数は283となった。
個別では、ANAP、ニチリョクがストップ高。ランシステム、アール・エス・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。シンクレイヤ、協和日成、博展、B-R サーティワンアイスクリーム、エヌアイデイなど22銘柄は年初来高値を更新。山王、テセック、セキュアヴェイル、グローバルインフォメーション、ニッポン高度紙工業が買われた。
一方、マサル、スーパーバリュー、協立情報通信、ユニリタ、チエルなど14銘柄が年初来安値を更新。桜井製作所、ケイブ、イメージ ワン、日本テレホン、キタックが売られた。
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