日経ジャスダック平均は続伸、好決算銘柄などが買い

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比6円14銭高い3962円53銭と、年初来高値を更新した。相場全体を押し上げる材料はなく、売り買い交錯状態だったが、好決算銘柄などが買いを集めて株価指数を下支えした。シンバイオ薬が買われ、フェローテックが締まり、環境管理は堅調だった。マクドナルド、テンダは売られた。
好決算や業績予想の上方修正を発表した銘柄が大きく値を上げたほか、バイオ医薬の一角もにぎわった。一方で直近、大きく上昇していた銘柄には利益確定売りが出たほか、IT関連株などにも弱さが見られ、「個人による循環物色が続いている」との声が聞かれた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で512億円、売買高は6810万株だった。値上がり銘柄数は315、値下がり銘柄数は268となった。
 
個別では、美樹工業、オーテック、シイエム・シイ、石垣食品、応用技術など17銘柄が年初来高値を更新。テセック、シキノハイテック、NFKホールディングス、ホロン、サンオータスが買われた。
 
一方、Shinwa Wise Holdings、ユニリタ、田中化学研究所、スーパーツール、OSGコーポレーションなど6銘柄が年初来安値を更新。日本創発グループ、ロングライフホールディング、日本テレホン、ユーラシア旅行社、ファブリカコミュニケーションズが売られた。

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