日経ジャスダック平均は4日続伸、3年ぶり高値

日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比3円96銭高い3974円19銭と、2018年6月以来、3年ぶりの高値だった。
朝方は全体の軟調な展開に押され売りが優勢だった。だが、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が、期限の20日に沖縄を除く9都道府県で解除される見通しとなり「アフターコロナを意識した買いが入っている」との見方から、午後に上昇に転じた。
 
イベント開催の規制緩和の思惑からセレスポやヒビノが買われた。国内証券が新たにカバレッジを開始した東洋合成など個別材料のある銘柄も上昇した。半面、テセックや環境管理、ワークマンは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で650億円、売買高は6751万株だった。
値上がり銘柄数は265、値下がり銘柄数は334となった。
 
個別では、セレスポが一時ストップ高と値を飛ばした。博展、テクノアルファ、内外テック、応用技術、シンバイオ製薬など19銘柄は年初来高値を更新。シキノハイテック、平山ホールディングス、日本エマージェンシーアシスタンス、ネクスグループ、アイ・ピー・エスが買われた。
 
 一方、田中化学研究所、テンダ、ブロードバンドセキュリティ、スーパーツール、中野冷機など10銘柄が年初来安値を更新。アースインフィニティ、アクセスグループ・ホールディングス、鴨川グランドホテル、東邦レマック、佐渡汽船が売られた。

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