[概況]
14日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は108円台後半付近の水準で上値が重い展開となった。パウエル米FRB議長の討議において、大半のFOMCメンバーが2024年まで利上げを見込んでいないことや、2022年より前の利上げの可能性は低いとの認識を示したことで、米金融緩和政策の長期化などが観測され、米ドル円の上値が抑えられた。
また、原油価格が上昇したことで、豪ドルなど資源国通貨に対しても米ドルは売られた。テクニカル的には米ドル円は引き続き上方に位置する5日移動平均線(109.196円)付近がレジスタンスとして意識される可能性が考えられそうか。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
