マザーズ指数は3日ぶり反落、時価総額の大きい銘柄などに売り

東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比11.63ポイント安い1223.52だった。
14日の米国株式市場でナスダック総合株価指数が下落した。その流れを受け、国内の新興市場でも時価総額の大きい電子商取引(EC)銘柄などに売りが出ている。
国内では、公正取引委員会が企業向けクラウドサービス市場の実態調査を始めると発表したと日本経済新聞が報じている。中小クラウドには、チャンスが広がる可能性があり、マネーフォワードなどクラウド関連銘柄が相場を下支えしている。
メルカリやBASE、ウェルスナビが下落した。一方で、2022年2月期の連結純利益が74%増になりそうだと発表したロゼッタが買われた。そーせいやHyAS&Cが上昇した。
値上がり銘柄数は110、値下がり銘柄数は225となった。
 
15日にマザーズ市場に上場したサイバトラスは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は2905円と、公開価格(1660円)を75%上回った。
 
個別では、シリコンスタジオ、アイリッジ、ソーシャルワイヤー、クリーマ、リックソフトなど9銘柄が年初来安値を更新。トゥエンティーフォーセブン、Kaizen Platform、オンコリスバイオファーマ、BuySell Technologies、オンデックが売られた。
 
一方、関通がストップ高。ハイアス・アンド・カンパニーは一時ストップ高と値を飛ばした。メディカルネット、ウォンテッドリー、セルソース、オキサイド、テラプローブなど8銘柄は年初来高値を更新。ロゼッタ、フルッタフルッタ、クリーマ、くふうカンパニー、きずなホールディングスが買われた。

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