小幅続伸、米株高受け

【寄り付き概況】

19日朝の日経平均株価が下落している。前週末比4円95銭高の2万9688円32銭と小幅高で始まったが、その後下げに転じ、下げ幅は100円を超えた。
シカゴ市場の米株価指数先物が日本時間19日早朝の時間外取引で下落しており、日本株の重荷になっている。
 
前週末の欧米株市場が全面高の展開となり、米国株市場ではNYダウ、S&P500指数が過去最高値を更新、ナスダック総合指数も小幅ながら続伸していることで、東京株式市場でもこれを引き継いで強気の地合いが継続している。
 
ただ、3万円大台近辺では戻り売り圧力も強く、きょうも上値では動きが鈍くなる可能性がある。企業の決算発表本格化を前に様子見気分も出そうだが、個別には好業績期待株などに物色の矛先が向かいそうだ。日米首脳会談を受けて5Gや半導体、脱炭素などのテーマに絡む銘柄にも買いが入りやすいだろう。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下落している。
 
個別では、SBG、テルモや中外薬も売られている。ファナックが安い。一方、東エレクや信越化は上昇。富士フイルムも買われている。

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