日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前週末比2円59銭高い3957円12銭で、2020年1月以来およそ1年3カ月ぶりの高水準だった。
米国市場でダウが最高値を更新した流れを引き継ぎ、ジャスダック平均は続伸でスタートした。国内では大阪や東京で緊急事態宣言の申請が検討されていることから、巣籠り関連銘柄の一角が上昇となった。19日のアジアの株式相場の上昇を支えに、好業績銘柄などが買われた。
主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は反落した。出前館やフルヤ金属、CAICAが上昇した。半面、ハーモニックやワークマン、東映アニメは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で591億円、売買高は9875万株だった。値上がり銘柄数は296、値下がり銘柄数は310となった。
個別では、イメージ ワン、ディ・アイ・システム、環境管理センターがストップ高。山大は一時ストップ高と値を飛ばした。ETSホールディングス、ゲンダイエージェンシー、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、昭栄薬品、田中化学研究所など31銘柄は年初来高値を更新。倉元製作所、ヒーハイスト、フルヤ金属、テラ、クエストが買われた。
一方、新都ホールディングス、佐藤食品工業、レカム、メディシノバ・インク、不二硝子など13銘柄が年初来安値を更新。大日光・エンジニアリング、ハーモニック・ドライブ・システムズ、日邦産業、香陵住販、アエリアが売られた。
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