22日の日経平均株価は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8700円-2万9000円。
NYダウ平均は316ドル高の34137ドルで取引を終えた。決算を受けてネットフリックスが急落したことで、序盤は警戒ムードが強かった。しかし、アフターコロナ関連を中心に見直し買いが入り、次第に買いの勢いが強まる展開だった。3指数とも高値圏で取引を終えた。
日経平均株価は直近2日間で1170円強の下落(終値ベース)となった反動や、欧米株式が反発した動きから、買い先行スタートとなろう。戻りを試す場面が見込まれるものの、買い一巡後は、手がかり材料難のなか、2万9000円近辺では、戻り待ちの売りで上値が重くなることも想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(21日は108円22-24銭)でやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同129円98銭-130円02銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比345円高の2万8885円だった。
【好材料銘柄】
■アクロディア <3823>
COVID-19対策アプリ「抗体パスポート」に中和抗体の有無を表示するための開発を開始。
■レッグス <4286>
今期経常を一転26%増益に上方修正・最高益、配当を32~36円に増額修正。
■日本製罐 <5905>
前期最終を3.2倍上方修正。
■東光高岳 <6617>
前期経常を42%上方修正。
■JVCケンウッド <6632>
前期最終を一転黒字に上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
22(木)
【国内】
《決算発表》
日電産、中外薬、オービック、ディスコ、OBC、KOA、ナガセ、エレマテック、エイトレッド、KIMOTO
【海外】
ECB定例理事会(ラガルド総裁記者会見)
米3月中古住宅販売(23:00)
気候変動サミット(オンライン、~4/23)
《米決算発表》
インテル、AT&T、DRホートン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
