【寄り付き概況】
22日の日経平均株価は反発している。前日比372円23銭高の2万8880円78銭で始まり、その後上げ幅が400円を超える場面もあった。
21日の米国株が上昇し、日本株にも買いが入っている。オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが好決算を発表したのをきっかけに、東エレクやアドテストといった半導体関連株が上昇している。
21日の米国市場では、半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も上昇しており、東京株式市場で半導体関連株の支えになっている。日経平均は前日までの2日間で1100円超下落しており、値ごろ感からの買いも入りやすい。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反発している。
個別では、東エレク、レーザーテック、トヨタ、キーエンス、信越化、日本電産、日本製鉄、資生堂、ファストリが上昇。ダイキンが買われている。
一方、明治HDが下落。出光興産やENEOS、ANA、任天堂も売られている。
