マザーズ指数は3日ぶり反発、時価総額上位銘柄が軒並み上昇

東証マザーズ指数は3日ぶりに反発した。終値は前日比22.53ポイント高い1226.76だった。
21日の米ハイテク株高の流れを受け、国内の新興市場でもIT(情報技術)関連の銘柄が上昇した。メルカリやAI insideなど時価総額上位の銘柄が軒並み上昇となり、相場を下支えし、マザーズ市場は、堅調な推移となった。
市場関係者は「この日新規上場した銘柄に買いが集まり、市場全体が強気に傾いた」と話していた。
値上がり銘柄数は250、値下がり銘柄数は91となった。
 
マザーズ市場にきょう新規上場したビジョナルは初値を下回って取引を終えた。終値は初値(7150円)と比べて150円安い7000円だった。同じくきょう新規上場したステラファは初値を上回って取引を終えた。終値は初値(712円)と比べて150円高い862円で買い気配のままだった。前日まで大幅続落していた反動から買いが先行。東京株式市場全般の動きに連動した。
 
 
個別では、ステラファーマがストップ高。ピースリーは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、データホライゾン、ホットリンク、Kaizen Platform、スマレジなど9銘柄は年初来高値を更新。Fast Fitness Japan、QDレーザ、ブティックス、ココナラ、Delta-Fly Pharmaが買われた。
 
一方、サイバートラストが一時ストップ安と急落した。ユナイテッド&コレクティブ、ソーシャルワイヤー、coly、Sharing Innovations、リックソフトなど11銘柄は年初来安値を更新。バンク・オブ・イノベーション、AmidAホールディングス、ベビーカレンダー、オンコリスバイオファーマ、ティーケーピーが売られた。

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