日経ジャスダック平均は反落、売りが優勢

日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比2円23銭安い3910円42銭となった。バイデン米政権のキャピタルゲイン増税が嫌気され、前日の米株式相場が下落。新興市場でも投資家心理の重荷となり、売りが優勢だった。
政府は25日から東京や大阪など4都府県に緊急事態宣言を発令する方向。市場では「飲食店や大型商業施設などに幅広く休業要請が出されるとみられ、経済活動の正常化が遅れるとの懸念が根強い」との指摘があった。シンバイオやウエストHDが上昇した半面、イメージワンは下落した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で417億円、売買高は4735万株。値上がり銘柄数は291、値下がり銘柄数は255となった。
 
個別では、グッドライフカンパニー、ホリイフードサービス、メディカル一光グループ、ネクストジェン、東和ハイシステムなど24銘柄が年初来安値を更新。ネオマーケティング、ネクストウェア、ヒビノ、澤田ホールディングス、ETSホールディングスが売られた。
 
一方、山大が一時ストップ高と値を飛ばした。ロングライフホールディング、オリコン、かわでん、小田原機器、フルヤ金属など9銘柄は年初来高値を更新。シンバイオ製薬、リプロセル、太洋工業、第一商品、遠藤製作所が買われた。

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