東証マザーズ指数は前日比14.53ポイント安の1212.23ポイントと反落した。
バイデン米政権のキャピタルゲイン増税への懸念から、前日の米株式相場が下落。国内の新興株に売りが波及した。政府は25日から東京都など4都府県に緊急事態宣言を発令する見通しで、景気回復が遅れるとの警戒も重荷となった。
直近IPO(新規株式公開)銘柄が買い一巡後に大きく下落したことも投資家心理を冷やしたようだ。
BASEやウェルスナビが下落した一方、QDレーザが上昇した。
売買代金は概算で1656.26億円。騰落数は、値上がり103銘柄、値下がり241銘柄、変わらず12銘柄となった。
個別では、ITbookホールディングス、アマナ、ユナイテッド&コレクティブ、リアルワールド、Aimingなど17銘柄が年初来安値を更新。Fast Fitness Japan、ピースリー、ビジョナル、アクセルマーク、ブティックスが売られた。
一方、データホライゾン、メディカルネット、スマレジ、Delta-Fly Pharma、ステラファーマなど6銘柄が年初来高値を更新。アルー、スパイダープラス、ウォンテッドリー、JIG-SAW、MRTが買われた。
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