6日の日経平均株価は反発後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万8800円-2万9200円。
連休の間の米国株は、やや不安定ながらもしっかりとした値動きとなった。5日のダウ平均は97ドル高の34230ドルで取引を終えており、終値ベースで史上最高値を更新している。
前週末4月30日に、連休前のリスク回避姿勢から下落した反動や、現地5日の米国株式市場でNYダウが史上最高値を更新した動きから、買い優勢のスタートとなりそう。
ただ、週末には米雇用統計の発表を控える中、場中は様子見姿勢の強い地合いが続くだろう。手がかり材料難のなか、好決算銘柄を中心とした、個別株に物色の矛先が向かいそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(4月30日は108円88-89銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の前半(同131円77-81銭)と円高方向にあるなど、まちまちの動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同30日の大阪取引所清算値比195円高の2万9075円だった。
【好材料銘柄】
■シンクレイヤ <1724>
今期経常を一転22%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
■アズーム <3496>
上期経常は5.7倍増益で上振れ着地。
■すららネット <3998>
1-3月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
■スガイ化学工業 <4120>
前期経常を48%上方修正。
■リケンテクノス <4220>
今期経常は15%増で3期ぶり最高益、前期配当を2円増額・今期は2円増配へ。
■竹本容器 <4248>
1-3月期(1Q)経常は70%増益で着地。
■シーティーエス <4345>
今期経常は8%増で11期連続最高益、前期配当を0.3円増額・今期は1円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.7%にあたる30万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。
■あんしん保証 <7183>
東証が5月12日付で東証1部に市場変更する。
■カーメイト <7297>
前期経常を一転42%増益に上方修正。
■伯東 <7433>
今期経常は5%増益、前期配当を10円増額・今期も60円継続へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の7.29%にあたる150万株(金額で18億円)を上限に自社株買いを実施する。
■グローバルダイニング <7625>
1-3月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■スクロール <8005>
前期経常を16%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額。
■ETSホールディングス <1789>
上期経常を一転2.2倍増益に上方修正。
■アイティメディア <2148>
今期最終は26%増で3期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は6円増配へ。
■JT <2914>
1-3月期(1Q)税引き前は36%増益で着地。
■マクニカ・富士エレホールディングス <3132>
前期経常を19%上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
■環境管理センター <4657>
今期経常を13%上方修正。
■ホープ <6195>
チェンジ <3962> 代表取締役の福留大士氏とベガコーポ <3542>社長の浮城智和氏を引受先とする計33万0400株の第三者割当増資を実施。発行価格は1211円。また、時津孝康社長を割当先とする7万4400株の第三者割当増資を実施する。発行価格は1345円。
■ジャパンインベストメントアドバイザー <7172>
1-3月期(1Q)経常は15%減益・上期計画を超過。
■タカラトミー <7867>
前期経常を29%上方修正。
■東京エレクトロン <8035>
今期経常は37%増で2期連続最高益、前期配当を41円増額・今期は280円増配へ。
【主な経済指標・スケジュール】
6(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合議事要旨(3/18~19開催分)
4月新車販売台数(14:00)
4月軽自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
任天堂、協和キリン、丸紅、ミスミG、ヒロセ電、F&LC、栗田工、ヤマダHD、ケーズHD、アウトソシング、ノジマ、ジョイ本田、アクシアル、インソース、アルペン、モダリス、ワールド、中部飼、東計電算、BEENOS、マークラインズ、日本通信、GMOペパ、有沢製、フォスタ電、動物高医、GMOリサーチ、GMOメディア、GMOTECH
【海外】
英国金融政策発表
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
