マザーズ指数は3日続落、売りが優勢

東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前営業日比17.93ポイント安の1183.84と3月30日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。5日にハイテク株比率が高い米ナスダック総合株価指数が下落し、成長期待が高いマザーズ銘柄に売りが及んだ。
通期計画を据え置いたすららネットや、BASEが売られた。AI insideが連続ストップ安となったことで指数の足を引っ張ったほか、Pアンチエイなども下落した。新興市場は軟調な推移となった。一方、メルカリやQDレーザは上昇した。
 
この日は東証1部の半導体関連株の上値も重かった。「半導体関連株の値動きが弱かったことで、成長株が多いマザーズも売りが優勢になった」という。また、直近に新規上場した銘柄の下落も目立った。
売買代金は概算で1104.32億円。騰落数は、値上がり145銘柄、値下がり191銘柄、変わらず19銘柄となった。
 
個別では、AI insideがストップ安。フィット、ITbookホールディングス、アールプランナー、GA technologies、農業総合研究所など35銘柄は年初来安値を更新。プロパティデータバンク、ファンデリー、すららネット、BASE、日本情報クリエイトが売られた。
 
一方、アズームがストップ高。ASJ、エルテス、日本スキー場開発は年初来高値を更新。ブロードマインド、あんしん保証、フレアス、インフォネット、CRGホールディングスが買われた。

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