東証マザーズ指数は前日比11.68ポイント高の1103.75ポイントと3日続伸した。
株式相場全体の地合いを睨みつつも、押し目買いの動きが続いた。前日の米国株が下落し、前場は日経平均とともにマザーズ指数もマイナスとなる場面があった。しかし、需給改善から小型株に資金が流れる展開が続いている。後場のマザーズ指数は堅調な展開となった
マネフォやAppierなど情報・通信業の一角への買いが指数を押し上げた。
AIins、QDレーザ、サイバトラスが上げた。一方、ジーエヌアイやアンジェス、そーせいなど医薬品の下落が目立った。
市場からは「主要企業の2021年3月期の決算発表が一巡し、決算内容の消化が進んでいる。主力銘柄はしっかりした動きになっている」との声が出ていた。売買代金は概算で1571.38億円。騰落数は、値上がり256銘柄、値下がり90銘柄、変わらず8銘柄となった。
個別では、アイキューブドシステムズ、Fringe81がストップ高。和心は一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、ランディックス、LeTech、プレミアアンチエイジング、アドベンチャーなど12銘柄は年初来高値を更新。ブロードマインド、HPCシステムズ、サイバートラスト、GMOリサーチ、フォースタートアップスが買われた。
一方、コラボス、ZUU、ホープ、神戸天然物化学が年初来安値を更新。ジーエヌアイグループ、フルッタフルッタ、交換できるくん、タスキ、クラウドワークスが売られた。
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