「時代のあだ花」

「時代のあだ花」

木曜のNY株式市場で主要3指数は4日ぶりに反発。
ハイテクセクターが上昇を主導した。
好材料視されたのは週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)。
44万4000件と前週の47万8000件から改善。
昨年3月中旬以来の低水準を更新した。
また暗号資産の上昇も投資家心理を上向かせた。
フィラデルフィア連銀業況指数は31.5。
前月の約50年ぶりの高水準となる50.2から低下。
市場予想の43.0も下回った。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は44万4000件。
前週の47万8000件から改善し昨年3月中旬以来の低水準を更新した。
10年国債利回りは1.628%。
2年国債利回りは0.147%。
ドル円は108円台後半。
ビットコインは8.9%高の4万0050ドル。
一時10%超反発した場面もあった。
前日28%下落したイーサは15.32%高の2811ドル。
WTI原油先物は1.31ドル(2.1%)安の62.05ドルと3日続落。
SKEW指数は142.96。
恐怖と欲望指数は35→37。

木曜のNYダウは188ドル(0.55%)高の34084ドルと4日ぶりに反発。
高値34233ドル。
NASDAQは236ポイント(1.77%)高の13535ポイントと4日ぶりに反発。
S&P500は43ポイント(1.06%)高の4159ポイントと4日ぶりに反発。
ダウ輸送株指数は91ポイント安の15471ポイントと4日続落。
SOX指数は2.64%高の3066ポイントと続伸。
VIX指数は20.74と低下。
合算売買高は93億株(前日は107億株、過去20日平均は100.5億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比140円高の28230円。
ドル建ては大証比日中比150円高の28240円。
ドル円は108.75円
10年国債利回りは1.628%。
2年国債利回りは0.147%。

木曜の日経平均は寄り付き169円高。
終値は53円高の28098円。
上昇率は0.19%。
SQ値27748円には終値で5勝と勝ち越し。
日足は3日連続で陽線。
TOPIXは0.68%上昇で2日ぶりに反発。
東証マザーズ指数は1.07%上昇と3日続伸
日経ジャスダック平均は3日続伸。
東証1部の売買代金は2兆1734億円(前日2兆5100億円)。
83日連続で2兆円超。
値上がり1385銘柄(前日662銘柄)。
値下がり703銘柄(前日1453銘柄)。
新高値76銘柄(前日57銘柄)。
新安値46銘柄(前日103銘柄)。
騰落レシオは87.98(前日87.38)と上昇。
NTレシオは14.82倍(前日14.80倍)。
7日連続で15倍割れ。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩下がりの25日線(28903円)から▲2.79%。
8日連続で下回った。
右肩下がりの75日線は29216円。
8日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(26470円)からは6.15%(前日△6.05%)。
右肩上がりの5日線(28091円)から△0.02%。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.134%(前日▲14.085%)。
買い方▲8.342%(前日▲8.775%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲0.747%(前日△1.811%)。
買い方▲19.833%(前日▲21.015%)
空売り比率は43.9%(2日連続で40%超:前日47.1%)。
空売り規制なしの比率は9.8%(前日11.3%)。
日経VIは25.75(前日23.73)と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.92倍(前日13.94倍)。
前期基準では17.41倍。
EPSは2018円(前日2011円)。
2日連続で上昇。
(4月30日1367円→30日1411円→5月6日1519円
10日1597円→12日1685円→13日1907円
→14日1950円→1921円→18日1900円→19日2011円)。
225のPBRは1.20倍。
BPSは23415円(前日23177円)
日経平均の益回りは7.18%(前日7.17%)。
配当利回りは1.87%。
10年国債利回りは0.078%。
東証1部全銘柄だと予想PERは16.11倍。
前期基準では20.31倍。
PBRは1.29倍。
東証1部単純平均株価は11円高の2354円。
東証1部売買単価は2185円(前日は2154円)。
東証1部時価総額は703兆円(前日は703円)。
3日連続で700兆円超。
ドル建て日経平均は257.52(前日257.41)。
木曜のシカゴ225先物終値は大証日中比140円高の28230円。
高値は28320円、安値は27785円。
225先物大証夜間取引終値は日中比120円高の28210円。
気学では「下寄り買いの日なれど上寄り高きは飛び付き警戒」。
月曜は「変化日注意日にして不時安を見ることあり」。
火曜は「案外高き日なり。逆に安き時は翌日高し」。
水曜は「戻りをつけて押し込むことい多し」。
木曜は「初め安いと後高く、初め高いと反落する」。
金曜は「従来保合いの時は、この日より安きこと多し」。
ボリンジャーのマイナス2σが27584円。
マイナス1σが28246円。
RSIが39.94(前日40.54)。
RCIが14.01(前日14.01)。
日銀は17日連続でETFを買わず。
26週線は28514円。
週足陽線基準は27824円。
「二十四節気」では「小満」。
「立夏」と「芒種」の間で「陽気が良くなり、万物に生気が充満し、草木が生い茂る頃」。

《今日のポイント5月21日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は4日ぶりに反発。
   10年国債利回りは1.628%。
   2年国債利回りは0.147%。
   ドル円は108円台後半。
   SKEW指数は142.96。
   恐怖と欲望指数は35→37。

(2)ダウ輸送株指数は91ポイント安の15471ポイントと4日続落。
   SOX指数は2.64%高の3066ポイントと続伸。
   VIX指数は20.74と低下。
   合算売買高は93億株(前日は107億株、過去20日平均は100.5億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比140円高の28230円。

(3)東証1部の売買代金は2兆1734億円(前日2兆5100億円)。
   新高値76銘柄(前日57銘柄)。
   新安値46銘柄(前日103銘柄)。
   騰落レシオは87.98(前日87.38)と上昇。
   NTレシオは14.82倍(前日14.80倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)右肩下がりの25日線(28903円)から▲2.79%。
   8日連続で下回った。
   右肩下がりの75日線は29216円。
   8日連続で下回った。
   右肩上がりの200日線(26470円)からは6.15%(前日△6.05%)。
   右肩上がりの5日線(28091円)から△0.02%。
   3日連続で上回った。

(5)空売り比率は43.9%(2日連続で40%超:前日47.1%)。
   空売り規制なしの比率は9.8%(前日11.3%)。
   日経VIは25.75(前日23.73)と上昇。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.134%(前日▲14.085%)。
   買い方▲8.342%(前日▲8.775%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方▲0.747%(前日△1.811%)。
   買い方▲19.833%(前日▲21.015%)

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.92倍(前日13.94倍)。
   前期基準では17.41倍。
   EPSは2018円(前日2011円)。
   (4月30日1367円→30日1411円→5月6日1519円
   10日1597円→12日1685円→13日1907円
   →14日1950円→1921円→18日1900円→19日2011円)。
   BPSは23415円(前日23177円)
   日経平均の益回りは7.18%(前日7.17%)。

(8)東証1部時価総額は703兆円(前日は703円)。
   ドル建て日経平均は257.52(前日257.41)。

(9)ボリンジャーのマイナス2σが27584円。
   マイナス1σが28246円。
   RSIが39.94(前日40.54)。
   RCIが14.01(前日14.01)。
   日銀は17日連続でETFを買わず。
   26週線は28514円。
   週足陽線基準は27824円。

今年の曜日別勝敗(5月20日まで)

月曜12勝6敗
火曜10勝8敗
水曜8勝11敗
木曜13勝5敗
金曜9勝10敗

5月第2週の海外投資家動向。
現物4214億円の売り越し(2週間ぶり)。
昨年9月第3週の5275億円以来の大きさ。
先物6962億円の売り越し(2週間ぶり)。
合計1兆1177億円の売り越し(2週間ぶり)。
合計売り越し額は昨年3月第1週の1兆1256億円以来の水準。
当時のピークは2月第4週の1兆7768億円だった。

日経朝刊では「上場企業、純利益26%増」の見出し。
前期の純利益は自動車・電気がけん引した格好で3年ぶりの増益で着地した。
上期大幅減益、下期急回復の構図だ。
25%増ということは金額では28兆円。
コロナの影響がなかった19年3月期が33兆円。
約8割の水準まで回復したことになる。
前期は全体の82%が期初の従来予想を上回って着地した。
結果的には増益が48%、減益が35%。
18年3月期は増益64%(減益30%)、14年3月期は増益71%(減益22%)。
前期のキーワードは「減収増益」。
さらに筋肉質になった日本企業という感じだ。
今期も約3割増益で連続増益の見通し。
ただ日経でも指摘されているが、厄介なのがSBGの存在。
上場企業全体に占める同社の純利益(4.9兆円)比率は18%。
非製造業では32%。
これを「SBG比率」と呼ぶようになっている。
前期の非製造業の純利益はSBG込みで20%増益。
SBGを除外すると24%減益。
SBGはもともと異端的存在だったが、「鬼子」とも言えるし「じゃじゃ馬」とも言えようか。
「怪童」に成長してきたことは間違いない。
「時代のあだ花」なのか「怪童・快児」なのかは微妙だ。

新しい朝ドラ「おかえりモネ」に登城する伊達政宗公の遺訓。

「貞山公遺訓

仁に過ぐれば弱くなる。 
義に過ぐれば固くなる。
禮に過ぐれば諂(へつらい)となる。 
智に過ぐれば嘘をつく。
信に過ぐれば損をする」。

人のためを思う気持ちが強ければ自分が弱くなる。
正しくあろうとする気持ちが強すぎれば考えが固くなる。
人を尊重しようとする気持ちが強ければ媚になる。
利口なだけでは嘘吐きになる。
人を信じるばかりではだまされて損をする。

「相場を思う気持ちが強ければ自分が弱くなる。
正しい姿勢で相場を予測しようとする気持ちが強すぎれば考えが固くなる。
銘柄や値動きを尊重しようとする気持ちが強ければ媚になる。
利口なだけで間違えないようにすると嘘吐きになる。
人あるいは相場の未来を信じるばかりではだまされて損をする」。
株式市場的にはこんな口語訳になろうか。

◇━━━ カタリスト━━━◇

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