​​​​​​​「線の綾なす相場観」

「線の綾なす相場観」

週末のNY株式市場でNYダウは6日続伸。
5日連続で過去最高値を更新。
S&P500も小幅続伸。
1.9兆ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法の成立を好感したとの解釈。
一方でNASDAQは反落。
米10年債利回りが1.6%台で昨年2月以来の水準に上昇。
インフレ懸念が再燃し、ハイテクセクターが売られた。
バリュー株は約0.8%高、グロース株は0.62%安。
航空機大手ボーイングは6.82%上昇。
一方フェイスブックやアップル、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット、テスラなどが下落。 
3市場の売買高は116.4億株と減少。
週間ではS&Pが2.6%上昇。
NASDAQが3.1%上昇し、2月初旬以来の大幅高。
NYダウは4.1%高と、昨年11月以来の大幅な伸び。 
ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は83.0と、2月確報値の76.8から上昇。
市場予想の78.5も上回り、昨年3月以来の高水準を付けた。
卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.5%上昇。
前年同月比では2.8%上昇し、2018年10月以来、2年4カ月ぶりの大幅な伸び。
ドル円は109円水準。
ビットコインは1.1%安の5万7150.97ドル。
ドル円は109円。
10年国債利回りは1.624%。
2年国債利回りは0.149%。
SKEW指数は140.29。
恐怖と欲望指数は56→59。

週末のNYダウは293ドル高の32778ドルと5日続伸。
高値は32793ドル、安値は32462ドル。
5日連続で過去最高値を更新。
上昇率は0.90%。
サイコロは8勝4敗。
NASDAQは78ポイント安の13319ポイントと反落。
S&P500は4ポイント高の3943ポイントと4日続伸。
高値は3944ポイントで上昇率は0.10%。
ダウ輸送株指数は133ポイント高の14156ポイントと5日続伸。
SOX指数は1.07%安の2965ポイントと反落。
VIX指数は20.69と低下。
3市場の売買高は116.4億株(前日130.2億株。過去20日平均は148.75億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比50円安の29540円。
ドル建ては大証比日中比20安高の29570円。
ドル円は109.00円。
10年国債利回りは1.624%。
2年国債利回りは0.149%。

週間のNYダウは4.1%高、2週続伸(累計7,4%上昇)。
昨年11月以来の大幅な伸び。
NASDAQは3.1%高、4週ぶり反発。
S&P500は2.6%高、2週続伸(累計3.5%上昇)。 

木曜の日経平均は寄り付き76円高。
一時マイナス場面もあったものの終値は506円高の29717円と4日続伸。
日足は2日連続で陽線。
4日連続で2万9000円台。
メジャーSQ値は29282円だったので1勝。
幻ではないことは変化と強さだ。
日経平均は週間では約853円の上昇。
週足は3週ぶりに陽線。
TOPIXは4日続伸。
東証マザーズ指数は4日続伸。
日経ジャスダック平均は4日続伸。
東証1部の売買代金は3兆6236億円(前日2兆3692億円)。
37日連続で2兆円超。
値上がり1243銘柄(前日1558銘柄)。
値下がり844銘柄(前日570銘柄)。
新高値84銘柄(前日120銘柄)。
新安値1銘柄(前日2銘柄)。
騰落レシオは114.40(前日117.35)。
NTレシオは15.23倍(前日15.18倍)。
52日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(29492円)からは△0.76%。
7日ぶりに上回ったことは大きな支え。
右肩上がりの75日線は28061円。
右肩上がりの200日線(24927円)からは△19.22%(前日△17.40%)。
7日連続で△20%割れ。
右下がりの5日線(29147円)から△1.96%。
3日連続で上回りサポート。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.552%(前日▲18.402%)。
買い方▲4.597%(前日▲6.006%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.164%(前日▲1.786%)。
買い方▲17.278%(前日▲19.013%)。
空売り比率は43.2%(2日ぶりに40%超:前日37.8%)。
空売り規制なしの比率は16.2%(前日8.5%)。
3月5日の11.0%以来だがどう考えても異常値。
日経VIは21.01と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.79倍(前日22.49倍)。
前期基準では24.04倍。
EPSは1303円(前日1298円)。
225のPBRは1.33倍。
BPSは22344円(前日22298円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.39%(前日4.45%)。
配当利回りは1.61%。
東証1部全銘柄だと予想PERは24.71倍。
前期基準では25.01倍。
PBRは1.40倍。
ドル建て日経平均は273.07(前日268.56)。
東証1部単純平均株価は24円高の2446円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2289円(前日2082円)
東証1部時価総額は730兆円(前日720兆円)。
10日連続で700兆円超。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比50円安の29540円。
高値29595円、安値29030円。
225先物大証夜間取引終値は日中比70円安の29510円。
3月期末権利配当分が約190円だからほぼ変わらずの水準。
落ち日前日の3月29日まで現物先物の大きな逆ザヤは続く。
気学では月曜は「高下激しく初高後安」。
火曜は「変化を起こす重要日。引け尻に注意肝要」。
水曜は「ポイント日にして不時の高下を見せる日」。
木曜は「前日来の波動について駆け引きせよ」。
金曜は「突っ込み買いの日。逆に上放れ高きは売り迎え」。
ボリンジャーのプラス1σが30047円。
プラス2σが30602円。
一目均衡の雲の上限が28015円。
86日連続で雲の上。
勝手雲の上限は29660円。
下限が29520円。
6日ぶりに勝手雲の上。
金曜の下限は29714円で10日ぶりに勝手雲の上に浮上。
勝手雲は17日い黒くねじれる。
RSIが47.12(前日39.60)。
RCIが35.71(前日17.86)。
4日に空けたマド(29336円ー29277円)は埋めた。
その先のマドは2月25日の30044円。
アノマリー的には「株高の日」。
明日が「変化日」。

《今日のポイント3月15日》

(1)週末のNY株式市場でNYダウは6日続伸。
   5日連続過去最高値を更新。
   S&P500も小幅続伸。
   1.9兆ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策法の成立を好感したとの解釈。
   一方でNASDAQは反落。
   ドル円は109.00円。
   10年国債利回りは1.624%。
   2年国債利回りは0.149%。

(2)ダウ輸送株指数は133ポイント高の14156ポイントと5日続伸。
   SOX指数は1.07%安の2965ポイントと反落。
   VIX指数は20.69と低下。
   3市場の売買高は116.4億株(前日130.2億株。過去20日平均は148.75億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比50円安の29540円。
   225先物大証夜間取引終値は日中比70円安の29510円。
   3月期末権利配当分が約190円だからほぼ変わらずの水準。
   落ち日前日の3月29日まで現物先物の大きな逆ザヤは続く。

(3)メジャーSQ値は29282円だったので1勝。
   幻ではないことは変化と強さだ。
   東証1部の売買代金は3兆6236億円(前日2兆3692億円)。
   新高値84銘柄(前日120銘柄)。
   新安値1銘柄(前日2銘柄)。
   騰落レシオは114.40(前日117.35)。
   NTレシオは15.23倍(前日15.18倍)。
   52日連続で15倍台。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)右肩上がりの25日線(29492円)からは△0.76%。
   7日ぶりに上回ったことは大きな支え。
   右肩上がりの200日線(24927円)からは△19.22%(前日△17.40%)。
   7日連続で△20%割れ。
   右下がりの5日線(29147円)から△1.96%。
   3日連続で上回りサポート。

(5)空売り比率は43.2%(2日ぶりに40%超:前日37.8%)。
   空売り規制なしの比率は16.2%(前日8.5%)。
   3月5日の11.0%以来だがどう考えても異常値。
   日経VIは21.01と低下。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.552%(前日▲18.402%)。
   買い方▲4.597%(前日▲6.006%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.164%(前日▲1.786%)。
   買い方▲17.278%(前日▲19.013%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは22.79倍(前日22.49倍)。
   EPSは1303円(前日1298円)。
   BPSは22344円(前日22298円)。

(8)ドル建て日経平均は273.07(前日268.56)。
   東証1部時価総額は730兆円(前日720兆円)。
   10日連続で700兆円超。

(9)ボリンジャーのプラス1σが30047円。
   プラス2σが30602円。
   勝手雲の上限は29660円。
   下限が29520円。
   6日ぶりに勝手雲の上。
   金曜の下限は29714円で10日ぶりに勝手雲の上に浮上。
   勝手雲は17日い黒くねじれる。
   RSIが47.12(前日39.60)。
   RCIが35.71(前日17.86)。
   4日に空けたマド(29336円ー29277円)は埋めた。
   その先のマドは2月25日の30044円。
   アノマリー的には「株高の日」。
   明日が「変化日」。

今年の曜日別勝敗(3月12日まで)

月曜6勝3敗
火曜6勝3敗
水曜6勝4敗
木曜5勝4敗
金曜3勝7敗

3月第1週の海外投資家動向。
現物417億円の買い越し(3週ぶりの買い越し)。
先物3063億円の売り越し(3週連続売り越し)。
合計2646億円の売り越し(3週連続の売り越し)。

週間ベースで日経平均株価は3.0%高、3週ぶり反発。
TOPIXは2.9%高、2週続伸(累計4.6%上昇)。
東証マザーズ指数は3.4%高、4週ぶり反発。
日経ジャスダック平均は1.9%高、4週ぶり反発。
東証2部指数は2.0%高、2週ぶり反発。
東証REIT指数は2.3%高、3週ぶりの反発。

先週はこれまでの「週初高の週末安」のアノマリーに変化。
日経平均株価は8日月曜に7週間ぶりの下落。
しかし金曜は5週間ぶりに切り返しで何とか25日移動平均線上へ浮上。
「今回はTOPIXががいち早く9日(火)から25日移動平均線を回復。
4日連続でプラスかい離」と市場関係者。
マザーズ指数は4日続伸。
しかし25日移動平均から▲2.3%かい離。
「何とか200日移動平均線で下げ止まった」と市場関係者。
線の綾なす相場観だ。

明るい材料は2つ。
一つは法人企業統計での設備投資。
2021年度に企業が見込む設備投資は全産業の合計で7.6%増。
非製造業は7.4%増の見通し。
低迷していた企業の設備投資に持ち直しの兆しが出ている。
年度が始まる前に増額を見込むのは現行調査になった2004年度以降で初めて。
「20年度はコロナウィルス禍で20年度に計画していた分の繰り越しが押し上げる」と。
1-3月の業況判断指数は▲4.5。
一方4-6月期は△5.2。
そし土曜日経朝刊の「上場企業、純利益市場予想比35%増」の見出し。
会社予想と比較すると59%増になるという。
背景はコスト構造見直し効果。
上場企業458社が対象だが時価総額の9割にあたる。
自動車・部品、精密機器は中国や欧米の景気回復を背景に純利益は2.1倍の見通し。
鉄道・バスは今期赤字予想だが、来期は黒字化。
因みに・・・。
上方修正企業から下方修正企業を差し引いた銘柄数の比率はプラス22.7%増。

◇━━━ カタリスト━━━◇

LAHD(2986)・・・動兆

LAHDHDに注目する。
同社ラ・アトレ母体に20年7月持株会社に移行。
分譲・ホテルなど新築不動産や再生不動産開発が中核。
ホスピス住宅事業の開発が拡大基調。
賃貸収入が増加基調。

(兜町カタリスト櫻井)

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