「すり替えや誤魔化しに惑わされずに」

 
「すり替えや誤魔化しに惑わされずに」
 
週明けのNY株式市場で主要3指数は引け際に上昇を加速した。
NYダウは7日続伸。
5日連続で過去最高値を更新。
サイコロは9勝3敗。
NASDAQとS&P500のサイコロは8勝4敗。
デルタ航空、サウスウエスト航空、ブルー・エアウェイズでレジャー目的の航空便の予約が増加。
「航空業界が最悪期を脱した可能性」と解釈され株価は上昇した。
S&P1500航空株指数は4%超上昇し1年ぶりの高値を付けた。
ニューヨーク連銀製造業景況指数は2018年11月以来の高水準。
10年国債利回りは1.607%。
2年国債利回りは0.153%。
ドル円は109円台前半。
ビットコインは5%下落し56046ドル。
SKEW指数は141.26。
恐怖と欲望指数は59→68。
 
週明けのNYダウは174ドル高の32953ドルと昨年8月以来の7日続伸。
4日連続で過去最高値を更新した。
高値は32973ドルで、安値は32462ドル。
5日連続で過去最高値を更新。
上昇率は0.53%。
サイコロは9勝3敗。
NASDAQは139ポイント高の13459ポイントと反発。
S&P500は25ポイント高の3968ポイントと5日続伸。
4日連続で終値ベースの過去最高値を更新。
高値は3970ポイントで上昇率は0.65%。
ダウ輸送株指数は85ポイント高の14242ポイントと6日続伸。
SOX指数は2.26%高の3032ポイントと続伸。
VIX指数は20.03と低下。
3市場の売買高は125億株(前日116.4億株。過去20日平均は145億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比95円高の29625円。
ドル建ては大証比日中比130円高の29660円。
ドル円は109.12円。
10年国債利回りは1.607%。
2年国債利回りは0.153%。
 
 
週明けの日経平均は寄り付き87円高。
一時166円高で29800円台もあったものの終値は49円高の29766円と5日続伸。
日足は3日ぶりに陰線。
メジャーSQ値は29282円だったので2勝。
TOPIXは5日続伸。
東証マザーズ指数は5日ぶりに反落。
日経ジャスダック平均は5日続伸。
東証1部の売買代金は2兆9346億円(前日3兆6236億円)。
38日連続で2兆円超。
値上がり1800銘柄(前日1243銘柄)。
値下がり388銘柄(前日844銘柄)。
新高値214銘柄(前日84銘柄)。
昨年9月28日の224銘柄以来の200銘柄台。
新安値1銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは120.33(前日114.40)。
NTレシオは15.12倍(前日15.23倍)。
53日連続で15倍台。
1月7日が15.05倍、昨年3月19日が12.90倍だった。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(29549円)からは△0.73%。
2日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は28118円。
右肩上がりの200日線(24973円)からは△19.20%(前日△19.22%)。
8日連続で△20%割れ。
右下がりの5日線(29352円)から△1.416%。
4日連続で上回りサポート。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.057%(前日▲19.552%)。
買い方▲4.151%(前日▲4.579%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.352%(前日▲4.164%)。
買い方▲17.509%(前日▲17.278%)。
空売り比率は41.0%(2日連続で40%超:前日43.2%)。
空売り規制なしの比率は8.7%(前日16.2%)。
日経VIは22.42と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.99倍(前日22.79倍)。
前期基準では24.26倍。
EPSは1294円(前日1303円)。
225のPBRは1.34倍。
BPSは22214円(前日22344円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.35%(前日4.39%)。
配当利回りは1.60%。
東証1部全銘柄だと予想PERは24.93倍。
前期基準では25.24倍。
PBRは1.41倍。
ドル建て日経平均は272.24(前日273.07)。
東証1部単純平均株価は24円高の2470円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は1903円(前日2289円)
東証1部時価総額は736兆円(前日730兆円)。
11日連続で700兆円超。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比130円高の29660円。
高値29750円、安値29445円。
225先物大証夜間取引終値は日中比120円高の29650円。
気学では「変化を起こす重要日。引け尻に注意肝要」。
水曜は「ポイント日にして不時の高下を見せる日」。
木曜は「前日来の波動について駆け引きせよ」。
金曜は「突っ込み買いの日。逆に上放れ高きは売り向かえ」。
ボリンジャーのプラス1σが30054円。
プラス2σが30558円。
一目均衡の雲の上限が28024円。
87日連続で雲の上。
勝手雲の上限は29709円。
下限が29520円。
2日連続で勝手雲の上。
勝手雲は17日い黒くねじれる。
RSIが46.21(前日47.12)。
RCIが50.27(前日35.71)。
4日に空けたマド(29336円ー29277円)は埋めた。
その先のマドは2月25日の30044円。
アノマリー的には「変化日」。
 
《今日のポイント3月16日》
 
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は引け際に上昇を加速。
   NYダウは7日続伸。
   5日連続で過去最高値を更新。
   サイコロは9勝3敗。
   NASDAQとS&P500のサイコロは8勝4敗。
   ドル円は109.12円。
   10年国債利回りは1.607%。
   2年国債利回りは0.153%。
   SKEW指数は141.26。
   恐怖と欲望指数は59→68。
 
(2)ダウ輸送株指数は85ポイント高の14242ポイントと6日続伸。
   SOX指数は2.26%高の3032ポイントと続伸。
   VIX指数は20.03と低下。
   3市場の売買高は125億株(前日116.4億株。過去20日平均は145億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比95円高の29625円。
   225先物大証夜間取引終値は日中比120円高の29650円。
 
(3)メジャーSQ値は29282円だったので2勝。
   東証1部の売買代金は2兆9346億円(前日3兆6236億円)。
   新高値214銘柄(前日84銘柄)。
   昨年9月28日の224銘柄以来の200銘柄台。
   新安1銘柄(前日1銘柄)。
   騰落レシオは120.33(前日114.40)。
   NTレシオは15.12倍(前日15.23倍)。
   1月7日が15.05倍、昨年3月19日が12.90倍だった。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。
 
(4)右肩上がりの25日線(29549円)からは△0.73%。
   2日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(24973円)からは△19.20%(前日△19.22%)。
   8日連続で△20%割れ。
   右下がりの5日線(29352円)から△1.416%。
   4日連続で上回りサポート。
 
(5)空売り比率は41.0%(2日連続で40%超:前日43.2%)。
   空売り規制なしの比率は8.7%(前日16.2%)。
   日経VIは22.42と上昇。
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.057%(前日▲19.552%)。
   買い方▲4.151%(前日▲4.579%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.352%(前日▲4.164%)。
   買い方▲17.509%(前日▲17.278%)。
 
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは22.99倍(前日22.79倍)。
   EPSは1294円(前日1303円)。
   BPSは22214円(前日22344円)。
 
(8)ドル建て日経平均は272.24(前日273.07)。
   東証1部時価総額は736兆円(前日730兆円)。
   11日連続で700兆円超。
 
(9)ボリンジャーのプラス1σが30054円。
   プラス2σが30558円。
   勝手雲の上限は29709円。
   下限が29520円。
   2日連続で勝手雲の上。
   勝手雲は17日黒くねじれる。
   RSIが46.21(前日47.12)。
   RCIが50.27(前日35.71)。
   4日に空けたマド(29336円ー29277円)は埋めた。
   その先のマドは2月25日の30044円。
   アノマリー的には「変化日」。
 
今年の曜日別勝敗(3月15日まで)

月曜7勝3敗
火曜6勝3敗
水曜6勝4敗
木曜5勝4敗
金曜3勝7敗
 
14日までの1週間の米国の新型コロナウイルス感染症による死者は前週から22%減少。
1万人を割り込み昨年11月半ば以来の低水準となった。
週間新規感染者数も前週比10%減の37万8000人と9週連続で減少。
入院者数は13%減の3万8000人と昨年10月以来最少。
背景は順調なワクチン接種。
1日当たりの接種回数は240万回と過去最多。
14日時点で人口の21%が少なくとも1回目の接種を終了したという。
ファーザーが順調に推移したアメリカ。
アストラゼネカでもたついている欧州。
「ワクチンが経済を救う」という絵空事みたいな言葉が妙に現実化してきた印象だ。
 
ロイターの報道は「ロシア株人気」。

ロシア企業の上場が相次いでいる。
投資家は地政学的リスクや追加の対ロシア制裁を巡るリスクには見えないフリ。
成長見込みとバリュエーションの低さからロシア企業の株式を買っている。
ロシアの金生産企業、GVゴールドが新規株式公開(IPO)計画を発表。
オンライン販売のオゾンは昨年11月に米ナスダック市場に上場。
今年3月には小売りのフィックス・プライスがロンドン市場に上場。
家電販売のMビデオはは追加売り出しを行った。
ロシア株式市場のMOEX指数は15日一時3596ポイントまで上昇。
最高値を付けた。
 
株価見通しというのはいろいろある。
「上がる」「下がる」そして「動かない」。
いずれも結論がある。
しかし一見結論のようで韜晦のような印象のコメントもなくはない。
たとえば「条件付きの見通し」。
25日線を上回っていれば上昇。
5日線を下回れば下落。
信用買い残が増えれば上昇。
それぞれ当たり前のような条件のついた結論。
しかもそれなりに条件が付いているので一見立派に飾られてる印象。
屁理屈が高級感のある市場観測という風に誤解や錯覚を招くことも多い。
たとえ結論が間違ってもそれは見通しの間違いではなく条件を充たさなかった相場のせい。
結論への責任ではなく、条件が悪者と化してしまうことになる。
そういう見通しは一見理路整然としている。
だから、このすり替えや誤魔化しにはなかなか気が付かないもの。
結局、条件付けは間違うのだが結論を間違っても決して傷つかない。
ある意味潔くなく卑怯でもある。
でもそういうコメントをする方もこのことには気が付いていないのかも知れない。
相場だから見間違えることもある。
逆に当たることもある。
間違い続けない見通しなどある訳はないと思うのは不遜だろうか。

◇━━━ カタリスト━━━◇

コーユーレンティア(7081)・・・動兆

コーユーレンティアに注目する。
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スペースデザイン事業も手掛ける。
テレワーク関連がレンタル増。
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(兜町カタリスト櫻井)

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