東証マザーズ指数は前日比18.98ポイント高の1232.66ポイントと続伸した。
大型株の積極的な売買は手控えられ、個人の短期の値幅取り狙いの資金や幕間つなぎ的な物色がマザーズなどの新興市場に向かった。マザーズ指数は朝方から大きく上昇してスタートすると、ランチタイム前後は一旦もみ合ったものの、後場に入って東証1部市場が一層こう着感を強めると、大引けにかけて再び騰勢を強める展開となった。
グロース株の人気が継続しており、東証1部市場との比較で相対的な強さが目立っている。
アンジェスやジーエヌアイ、マクアケが上昇した。一方、JTOWERやJMDC、メタップスが下落した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に東証1部銘柄の動きが鈍り、「個人の売買は中小型株に向かった」ことから、マザーズ、ジャスダック両市場ともに売買代金は前日より多かった。ただ、個人中心の買いに持続性はなく、朝方大きく値を上げた後に伸び悩む銘柄も目立ち、株価指数の上値は重かった。
売買代金は概算で1695.11億円。騰落数は、値上がり195銘柄、値下がり131銘柄、変わらず19銘柄となった。
個別では、フーバーブレインがストップ高。プレミアアンチエイジングは昨年来高値を更新。セルソース、Kudan、ベストワンドットコム、バルミューダ、gooddaysホールディングスが買われた。
一方、ヒューマンクリエイションホールディングスが昨年来安値を更新。coly、アルー、交換できるくん、メタップス、コマースOneホールディングスが売られた。
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