マザーズ指数は4日続落、幅広い銘柄に売り

東証マザーズ指数は急落した。前引けは前日比37.18ポイント安い1165.43だった。欧州で新型コロナウイルスの感染が拡大し、前日の米株式相場は下落した。世界経済の正常化が遅れるとの見方から、リスク回避の姿勢が強まった。
緊急事態宣言を解除した首都圏1都3県では4月以降も飲食店への時短要請を継続する見通しで、「経済活動の正常化への投資家の楽観的な見方が後退した」といい、幅広い銘柄に売りが出た。
メルカリやジーエヌアイ、BASEが下落した。一方、開発中の新型コロナウイルス治療薬が変異型に対して有効性が確認できたと発表したオンコリスが買われた。INCやブライトパスは上昇した。
値上がり銘柄数は23、値下がり銘柄数は320となった。
 
24日にマザーズ市場に上場したSイノベは公募・売り出し価格(公開価格、2850円)を1800円(63.2%)上回る4650円で初値を付けた。
 
個別ではcoly、アクシージア、東京通信、ヒューマンクリエイションホールディングス、T.S.Iが昨年来安値を更新。BuySell Technologies、ココナラ、ピアズ、Kudan、ウィルズが売られた。
 
一方、INCLUSIVEが一時ストップ高と値を飛ばした。ユニフォームネクストなど2銘柄は昨年来高値を更新。オンコリスバイオファーマ、i-plug、ブライトパス・バイオ、駅探、テックポイント・インクが買われた。

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