マザーズ指数は4日続落、処分売り

東証マザーズ指数は4日続落した。終値は前日比38.75ポイント(3.22%)安い1163.86だった。欧州で新型コロナウイルスの感染が拡大しているほか、首都圏1都3県で4月以降も飲食店への時短要請を続ける見通しで、経済活動の正常化が遅れるとの見方が重荷となった。東京株式市場がほぼ全面安と地合いが悪化するなかで売り優勢となった。個人投資家センチメントも大きく冷え込み、処分売りが嵩んだ。マザーズ主力の時価総額上位銘柄を含め総じて売りに押されるものが続出し、指数の下落率でも3.22%と大きく下げる格好となった。メルカリやPアンチエイ、BASEが下落した。一方、オンコリスやINC、交換できるが上昇した。
市場では「欧州での感染拡大が新興市場の投資家心理にも影響した」との声が聞かれた。
 
売買代金は概算で1731.09億円。騰落数は、値上がり41銘柄、値下がり304銘柄、変わらず3銘柄となった。
 
24日にマザーズ市場に上場したSイノベの終値は制限値幅の下限(ストップ安水準)である初値比700円(15.1%)安の3950円だった。
 
個別では、Sharing Innovationsがストップ安。アールプランナー、coly、ココナラ、アクシージア、東京通信など7銘柄は昨年来安値を更新。BuySell Technologies、ロジザード、ライトアップ、インフォネット、Kudanが売られた。
 
一方、バーチャレクス・ホールディングス、INCLUSIVEがストップ高。i-plug、オンコリスバイオファーマは一時ストップ高と値を飛ばした。ユニフォームネクストなど2銘柄は昨年来高値を更新。交換できるくん、ASJ、シャノン、Branding Engineer、駅探が買われた。
 

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