日経ジャスダック平均は続落、景気回復への期待が後退

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比52円10銭安い3880円73銭だった。前日の米国市場で株価が下落。欧州での新型コロナウイルス感染拡大で、景気回復への期待が後退したことが波及。リスクオフムードが広がった。
東証1部市場でも幅広い銘柄が売られ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに大幅安となった。日経ジャスダック平均株価も軟調に推移した。
シンバイオやシンワワイズ、ハーモニックが下落した。半面、マクドナルドやウエストHD、アピリッツは上昇した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で773億円、売買高は1億894万株だった。
値上がり銘柄数は96、値下がり銘柄数は557となった。
 
24日にジャスダック市場に上場したシキノHTは買い気配のまま上場初日の取引を終えた。気配値を公募・売り出し価格(公開価格、390円)の2.3倍にあたる897円まで切り上げた。
 
個別では、シンバイオ製薬がストップ安。かんなん丸は昨年来安値を更新。五洋インテックス、Shinwa Wise Holdings、MICS化学、日本エマージェンシーアシスタンス、日本銀行が売られた。
 
一方、西川計測が一時ストップ高と値を飛ばした。佐藤渡辺、アトムリビンテック、香陵住販、シンバイオ製薬は昨年来高値を更新。ガーラ、平賀、スターツ出版、ナガオカ、マツモトが買われた。

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