[概況]
24日、欧米時間の外国為替市場の米ドル円は一時108.970円まで上昇するも、その後は伸び悩む展開となった。ドイツが復活祭前後のロックダウンの追加的な措置について撤回することを発表した。これらの内容が好感され、米ドル円は上昇した。その後は米主要株価が反落し、米長期金利の上昇が一服したことで米ドル円の上値は抑えられた。
また、パウエル米FRB議長とイエレン財務長官の上院銀行委員会で証言が行われたが、米ドル円の反応は限定的であった。
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の転換線(108.652円)付近では反発していることから、同線付近がサポートとして意識されるか注目したい。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
