マザーズ指数は5日続落、IT銘柄の下落

東証マザーズ指数は小幅に続落した。終値は前日比0.04ポイント安い1163.82だった。24日の米国市場でのハイテク株売りの流れを受け、国内の新興市場でもIT(情報技術)銘柄の下落が目立った。
東証1部市場は反発の動きとなったものの、主力株が弱いままでマザーズは続落した。ただ後場には下値買いも入っており、プラス浮上する場面もあった。
 
市場では「新規株式公開(IPO)が多く、そこで得た資金を値動きのいい銘柄に投入する動きが出ている」との声もあった。フリーやジーエヌアイ、メルカリが下落した。半面、アンジェスやQDレーザ、ウェルスナビが上昇した。
値上がり銘柄数は209、値下がり銘柄数は128となった。
 
25日にマザーズ市場に新規上場したベビカレは13時52分に公開価格(4200円)の2.2倍にあたる9400円で初値を付けた。その後は利益確定売りが出て、終値は初値比1150円(12.2%)安の8250円だった。
 
25日にマザーズ市場に新規上場したジーネクストは14時9分に公開価格(1230円)の2.3倍にあたる2851円で初値を付けた。その後は売りが膨らみ終値は初値比251円(8.8%)安の2600円だった。
 
個別では、ヤプリ、coly、ココナラ、i-plug、Sharing Innovationsなど8銘柄が昨年来安値を更新。オンコリスバイオファーマ、Delta-Fly Pharma、フリー、ヒューマンクリエイションホールディングス、NexToneが売られた。
 
 一方、アンジェス、大泉製作所がストップ高。ユニフォームネクスト、バーチャレクス・ホールディングス、INCLUSIVE、交換できるくんは昨年来高値を更新。Branding Engineer、BuySell Technologies、KIYOラーニング、coly、バリュエンスホールディングスが買われた。

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