底堅い展開か

4月1日の日経平均株価は反発後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万9100円-2万9400円。
NYダウ平均は85ドル安の32981ドルで取引を終えた。一方、S&P500とナスダックは上昇。バイデン大統領のインフラ投資計画発表を引け後に控える中、ハイテク株に強い買いが入った。S&P500は取引時間中の史上最高値を更新した。
ハイテク株が強かったこと、S&P500の最高値更新、一段の円安進行などを受けて、日本株は強い動きになると予想する。
ただ、買い手がかり難から、戻り待ちの売りで上値を抑えられる格好となる場面も想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半(3月31日は110円73-74銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同129円90-94銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所清算値比165円高の2万9345円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■アエリア <3758>
子会社エクスフィットがティップネス社監修によるフィットネスゲームの企画開発販売を正式決定。ニンテンドースイッチ向けソフトで22年前半に日本で先行発売する予定。
 
■ODKソリューションズ <3839>
今期経常を一転19%増益に上方修正。また、学研教育みらいとの協業による新サービス「入試・リメディアル ソリューションサービス」を提供開始。
 
■ヘリオス <4593>
体性幹細胞再生医薬品「HLCM051」の急性呼吸窮迫症候群を対象とする国内治験で患者の組み入れが完了。
 
■IDホールディングス <4709>
6月30日現在の株主を対象に1→1.5の株式分割を実施。最低投資金額は現在の3分の2に低下する。
 
■日本エマージェンシーアシスタンス <6063>
厚生労働省から「入国者等健康フォローアップセンター業務」を受託。契約金額は約22.1億円、契約期間は3月31日から22年3月末まで。
 
■東京通信 <7359>
電話相談サービス「カリス」を運営するティファレトの全株式を取得し子会社化する。
 
■第一生命ホールディングス <8750>
発行済み株式数(自社株を除く)の15.25%にあたる1億7000万株(金額で2000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月1日から22年3月31日まで。
 
■スター・マイカ・ホールディングス <2975>
12-2月期(1Q)経常は34%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.4%にあたる25万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■AI CROSS <4476>
今期最終を93%上方修正・最高益予想を上乗せ。ビジネスチャット事業をナレッジスイート <3999>に売却する。
 
■カイオム・バイオサイエンス <4583>
中国でヒト化TROP-2抗体に関する特許の分割出願における特許査定を取得。
 
■日本エンタープライズ <4829>
12-2月期(3Q)経常は70%増益。
 
■トランザクション <7818>
上期経常を一転44%増益に上方修正。
 
■三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306>
21年3月期最終利益目標を前回の6000億円から7500億円に上方修正。
 
■川崎汽船 <9107>
今期経常を50%上方修正。
 
■セキチュー <9976>
前期配当を20円増額修正。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
1(木)
【国内】
3月日銀短観(8:50)
3月新車販売台数(14:00)
3月軽自動車販売台数(14:00)
《決算発表》
象印、セキチュー、地域新聞
 
【海外】
中国3月財新製造業PMI(10:45)
米3月ISM製造業景気指数(23:00)
OPECプラス会合(オンライン)
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次