日経ジャスダック平均株価は小幅に続伸した。終値は前日比25銭高の3945円90銭だった。
米国市場でナスダックが上昇した流れを受けてジャスダック平均は続伸でスタートした。午前に決算発表を行った時価総額上位のウエストHDが大幅安となり相場の重しとなったものの、テクノロジー関連株の一角が強含みし相場を下支えしたことで、ジャスダック平均は前日終値付近を行き来する底堅い値動きでの推移となり小幅続伸で本日の取引を終了した。政府による福島第1原発の処理水の海洋放出の決定で環境関連銘柄の上昇が目立った
イメージ ワンや出前館が上昇した。半面、シンワワイズやウエストHDは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で799億円。売買高は3億5661万株だった。
値上がり銘柄数は271、値下がり銘柄数は336となった。
個別では、イメージ ワン、環境管理センター、川崎地質がストップ高。シード平和、藤田エンジニアリング、ソーバル、クエスト、アズ企画設計など26銘柄は年初来高値を更新。幸和製作所、サン電子、デイトナ、アイサンテクノロジー、ルーデン・ホールディングスが買われた。
一方、インターライフホールディングス、出前館、アマガサ、まぐまぐ、メディシノバ・インクなど14銘柄が年初来安値を更新。シキノハイテック、MITホールディングス、幼児活動研究会、ジェーソン、No.1が売られた。
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