5日の日経平均株価は反発後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは2万8400円－2万8700円。
米国株は上昇。NYダウ平均は332ドル高の31055ドルで取引を終えた。株式市場が落ち着きを取り戻す中、経済対策への期待から終日強い展開。S&P500とナスダックは史上最高値を更新した。
日経平均株価は、きのう4日に大幅反落した反動や、米国株の上昇を受けて買い先行スタートとなろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル＝105円台の半ば（4日終値は105円19－20銭）とやや円安に振れ、ユーロ・円が1ユーロ＝126円台の前半（同126円30－34銭）と小動き。対ドルでやや円安方向にあることから、輸出関連銘柄に物色の矛先が向かう場面もありそう。
ただ、週末要因に加え、現地5日には、米1月雇用統計や12月の貿易収支の発表を控えることもあり、ポジション調整の売りに押される動きも想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比280円高の2万8610円だった。
【好材料銘柄】
■イメージ ワン <2667>
創イノベーションとのALPS処理水除去技術の共同実証試験で1次試験が完了し良好な結果を得た。3月末をメドに2次試験の完了を目指す。
■ファーマフーズ <2929>
東証が12日付で市場1部に指定する。
■ボルテージ <3639>
上期経常が黒字浮上で着地・10-12月期も黒字浮上。
■カナミックネットワーク <3939>
10-12月期(1Q)経常は2倍増益で着地。
■富士製薬工業 <4554>
10-12月期(1Q)経常は60％増益・上期計画を超過。
■シンバイオ製薬 <4582>
今期最終は黒字浮上で13期ぶり最高益更新へ。
■ニチレキ <5011>
今期経常を13％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
■UACJ <5741>
今期経常を一転黒字に上方修正。
■豊和工業 <6203>
今期経常を8倍上方修正。
■グローリー <6457>
今期経常を25％上方修正、配当も6円増額。
■KADOKAWA <9468>
今期経常を27％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額。また、発行済み株式数の4.01％にあたる284万4950株の自社株を消却する。このほか、サイバーエージェント <4751> とソニー <6758> を引受先とする284万4950株の第三者割当増資を実施する。
■インプレスホールディングス <9479>
今期経常を39％上方修正、配当も1.5円増額。
■アイロムグループ <2372>
4-12月期(3Q累計)経常が44％増益で着地・10-12月期も80％増益。
■OCHIホールディングス <3166>
今期経常を33％上方修正、配当も2円増額。
■アプリックス <3727>
ガソリン計量機最大手メーカーのタツノが提供するタブレット端末給油許可装置「SSCモバイル」と連携するビーコンに採用。
■イビデン <4062>
今期経常を37％上方修正。
■武田薬品工業 <4502>
今期最終を46％上方修正。
■ビジネスエンジニアリング <4828>
今期経常を25％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も25円増額。
■日本板硝子 <5202>
今期営業を33％上方修正。
■淀川製鋼所 <5451>
今期経常を一転17％増益に上方修正。
■日本冶金工業 <5480>
今期経常を26％上方修正、配当も15円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
5（金）
【国内】
12月家計調査（8:30）
12月景気動向指数（14:00）
《決算発表》
NTT、スズキ、セコム、三井不、ダイフク、SUBARU、日本製鉄、島津製、ミネベアミツミ、AGC、日産化、阪急阪神、三浦工、LIXIL、TIS、京阪HD、千葉銀、コムシスHD、スシローGHD、ゼンショーHD、リログループ、デンカ、特殊陶、日立キャピ、全国保証、シップHD、Gウイン、不二製油、セブン銀行、ツムラ、めぶきFG、洋缶HD、日電子、福山運、JTOWER、JESHD、アリアケ、芙蓉リース、ベネッセHD、伊予銀、神戸鋼、長瀬産、ひろぎん、ミクシィ、太陽HD、日東紡、ダイワボHD、山口FG、持田薬、ニッコンHD、クレハ、日本紙、デサント、パーカライ、日水、西松建、UTGROUP、船総研HD、東洋合成、兼松、亀田菓、椿本チ、セーレン、GMOTECH
【海外】
米1月雇用統計（22:30）
米12月貿易収支（22:30）
米12月消費者信用残高（2/6 5:00）
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
