東証マザーズ指数は前日比0.58ポイント安の1261.72ポイントと5日ぶり反落した。
出遅れ感の強い銘柄を中心に買いが入る一方、主力株は上値が重く、マザーズ指数も伸び悩んだ。海外株高を受けて投資家心理が一段と上向いたものの、物色の矛先は主に東証1部の好業績株や出遅れ株に向かったようだ。インターネット関連株の一角は利益確定売りに押された。指数寄与度の高いメルカリには流通総額の伸び鈍化を嫌気した売りが出た。
新規上場したQDレーザは公開価格(340円)を大きく上回る797円で初値を形成した。828円まで上昇後、この日の安値である770円で引けた。
値上がり銘柄数は220、値下がり銘柄数は112となった。
値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回った。市場関係者は「日経平均株価が大幅高となった影響でマザーズ指数は上値が重かった」と話していた。
個別では、識学、sMedio、メルカリ、弁護士ドットコム、ミンカブ・ジ・インフォノイドが売られた。
一方、HANATOUR JAPANがストップ高。和心は一時ストップ高と値を飛ばした。クラウドワークスは昨年来高値を更新。トゥエンティーフォーセブン、シノプス、ベルトラ、アドベンチャー、ハウテレビジョンが買われた。
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