マザーズ指数は10日に大幅高してもみ合いから上放れ。1300ポイント乗せを果たしている。マザーズ指数が2020年10月の昨年来高値1365ポイントを目指す展開に動き始めている。来週も買い先行で上値を追う展開が読まれる。1300ポイント乗せから、上値追いを加速させていく動きも期待できそうだ。
ウィズコロナ銘柄の好材料出尽くし、またコロナの影響で苦戦してきた企業に復調の兆しが出るなどの動きはあったものの、毎回リスクの先行でサプライズの続出する新興市場上場企業の決算シーズンの中では久々に波が低かった。
今週で決算発表スケジュールのほとんどを消化しており、IPO(新規上場)銘柄への物色も大活況。それでも30年ぶりの高値水準にある日経平均株価などに比べると新興市場には出遅れ感は強い。来週以降は物色傾向が攻撃的になっていく可能性があるだろう。
決算シーズンの通過で買いやすくなっており、全般的なカネ余りの流れがポジティブに働くのも変わらない。
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