[概況]
今週の外国為替市場において、米ドル円は米長期金利の上昇を手掛かりに引き続き上値を試す展開となるか注目したい。米10年債利回りは連日上昇傾向にあり、12日週末の時点で1.210%付近まで上昇している。米国の大規模な追加経済対策の早期成立期待などが米長期金利や米ドル円の水準を支えている。
一方、テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の基準線及び転換線が横ばい傾向に変化していることや、RSI期間14日が買われ過ぎとなる70付近から下降傾向に転じていることなどから、目先は持ち高調整の動きなどで、もみ合いとなる可能性も考えられそうか。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
