24日の日経平均株価は反落後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジ:2万9900円-3万200円。
23日の米国株はまちまち。NYダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックは下落した。ダウ平均は15ドル高の31537ドルで取引を終えた。
東京株式市場でもハイテク株に厳しい展開が想定される。指数への寄与度が大きい銘柄の下落が予想される分、全体もさえない地合いとなりそうだ。手がかり材料に乏しいなか、売り先行のスタートとなりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の前半(22日終値は105円81-82銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の後半(同128円13-17銭)と円高方向にあることも、重しとして意識されそう。ただ、下値では押し目を拾う動きも見込まれ、下げ渋る動きをみせる場面もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比175円安の2万9995円だった。
【好材料銘柄】
■東亜建設工業 <1885>
発行済み株式数(自社株を除く)の6.63%にあたる130万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月24日から9月22日まで。
■グッドコムアセット <3475>
東京23区内にある販売用不動産(マンション16物件724戸)を売却。販売価格は20年10月期の連結売上高の約80%に相当する額。21年10月期に収益計上する予定。
■ディー・エル・イー <3686>
子会社ちゅらっぷすがセガエックスディーと戦略的業務提携。IPやキャラクターをDX領域で活用するソリューション事業を共同展開する。
■インソース <6200>
今期経常を46%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■G-7ホールディングス <7508>
発行済み株式数の17.39%にあたる464万0923株の自社株を消却する。消却予定日は3月16日。
■コクヨ <7984>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.0%にあたる350万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は3月1日から22年2月28日まで。
■SBテクノロジー <4726>
今期経常を3%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■MORESCO <5018>
今期経常を33%上方修正。
■ペガサスミシン製造 <6262>
今期最終を4億3500万円に上方修正。
■HPCシステムズ <6597>
北海道大学と量子化学計算によって化学反応の経路を自動探索するAFIR法のプログラムライセンスに関する契約を締結。
■リバーエレテック <6666>
高周波・高精度の水晶共振子「KCR-04」を開発し、2月からサンプル出荷を開始。
■フィンテック グローバル <8789>
プライベートエクイティ投資を行うファンド関連の収益計上で、21年9月期第2四半期の営業利益が約9億円増加する見込み。
■ココカラファイン <3098>
調剤薬局を展開する雅ファーマシーの全株式を取得し子会社化。
【主な経済指標・スケジュール】
24(水)
【国内】
《決算発表》
和心
【海外】
米1月新築住宅販売(2/25 0:00)
パウエルFRB議長議会証言(米下院)
《米決算発表》
エヌビディア、ロウズ・カンパニーズ、エル・ブランズ、ネットアップ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
