日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比20円49銭高い3833円53銭だった。
米景気回復への期待から前日のNYダウ工業株30種平均が高値を更新。寄り付き後は、JASDAQ-TOP20銘柄の一角が徐々に上げ幅を拡大したことで、ジャスダック平均も堅調に推移し、本日の高値で取引を終了した。投資家心理が上向き、好材料銘柄を中心に買いが入った。
米国で抗ウイルス薬の治験許可を申請したシンバイオが上昇した。室町ケミカル、出前館も上げた。半面、マクドナルドやフェローテク、ハーモニックは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で447億円、売買高は9280万株だった。
値上がり銘柄数は427、値下がり銘柄数は182となった。
個別では、藤田エンジニアリング、ナカボーテック、アミタホールディングス、高見澤、共和工業所など8銘柄が昨年来高値を更新。メディシノバ・インク、セーラー広告、オーケー食品工業、シンバイオ製薬、ウチダエスコが買われた。
一方、メディシノバ・インクがストップ安。アルファグループは昨年来安値を更新。ジェイホールディングス、新都ホールディングス、日本銀行、シーズメン、SYSホールディングスが売られた。
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