東証マザーズ指数も続伸した。終値は前日比4.39ポイント高い1196.49だった。
売買代金上位に直近IPO銘柄が目立つ閑散とした相場となり、時価総額上位のBASEやJTOWERなどが下落し相場の重しとなった。一方、メルカリやフリー、JMDCが上昇した。チャート上では25日線を捉えてきている。マザーズ指数は年間で33%上昇した。
市場関係者は「きょうのマザーズ市場では、直近の新規株式公開(IPO)銘柄が活況だった。マザーズを盛り上げた今年の活発なIPOを象徴している」と指摘した。
値上がり銘柄数は215、値下がり銘柄数は117となった。
上場2日目となるオンデックは30日、公募・売り出し価格(公開価格、1550円)の2.9倍となる4500円で初値を付けた。終値は5200円。
個別では、ココペリ、ENECHANGE、オンデックがストップ高。スタメン、メドレックスは一時ストップ高と値を飛ばした。G-FACTORY、CRI・ミドルウェア、ミンカブ・ジ・インフォノイド、JTOWER、アライドアーキテクツなど8銘柄は年初来高値を更新。ウェルスナビ、アルファポリス、フィット、リビン・テクノロジーズ、かっこが買われた。
一方、ファンペップ、インバウンドテック、東京通信、交換できるくんが年初来安値を更新。gooddaysホールディングス、フルッタフルッタ、HANATOUR JAPAN、リグア、トランスジェニックが売られた。
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