「反落からのスタート」

「フェアバリュー、フェアプライス」
 
「反落からのスタート」
 
年初のNY株式市場で主要3指数は揃って3日ぶりに反落。
NYダウとS&P500は寄り付き後に最高値を更新したがボーイングの下落等に押されて下落。
「ジョージア州の上院決選投票を控えた警戒感やコロナ感染拡大を受けてリスク選好ムードが後退」との解釈。
主要3指数はいずれも2週間ぶりの安値水準に沈んだ。
テスラは過去最高値を更新。
IHSマークイットが発表した12月の製造業PMI改定値は57.1と、11月の56.7から上昇。
2014年9月以来6年3カ月ぶりの高水準を付けた。
速報値は56.5だった。
11月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.9%増の1兆4590億ドル。
2002年の統計開始以来の高水準となった。
市場予想は1%増だった。
過去最低水準の住宅ローン金利を背景とした住宅市場の活況が後押し。
国債利回りは上昇幅を縮小。
週末の雇用統計に対する警戒感が台頭した。
10年国債利回りは0.918%。
2年国債利回りは0.117%。
ドル円は103円台前半。
中国オフショア人民元は対ドルで6.44元と2年半ぶりの高値に上昇。
ビットコインは一時14%急落。
その後は下げ渋り5.1%安の3万1411ドル。
OPECプラスが原油減産の結論を持ち越したことから原油先物は1%超下落。
SKEW指数は143.84と低下。
29日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は51→52。
 
年初のNYダウは382ドル安の30223ドルと3日ぶりに反落。
高値は30674ドル。
NASDAQは196ポイント安の12691ポイントと3日ぶりに反落。
高値は12958ポイント。
S&P500は54ポイント安の3701ポイントと3日ぶりに反落。
高値は3769ポイント。
ダウ輸送株指数は276ポイント安の12230ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は0.44%安の2783ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は26.73と上昇。
225先物CME円建ては大証比日中比220円安の27100円。
ドル建ては大証日中比195円安の27125円。
ドル円は103.10円。
10年国債利回りは0.918%。
2年国債利回りは0.117%。
 
「アノマリーは小寒のTOPIX目先底入れ」
 
大発会の日経平均は寄り付き151円高。
終値は185円安の27258円。
一時400円超の下落からの帰還だった。
日足は2日連続陰線。
TOPIXは続落。
東証マザーズ指数3日は続伸。
日経ジャスダック平均も3日続伸。
東証1部の売買代金は1兆9442億円(前日1兆9606億円)。
2日連続2兆円割れ。
値上がり495銘柄(前日607銘柄)。
値下がり1629銘柄(前日1507銘柄)。
新高値61銘柄(前日70銘柄)。
新安値20銘柄(前日8銘柄)。
騰落レシオは94.78(前日100.90)。
NTレシオは15.19倍(前日15.21倍)。
4日連続で15倍台。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(26773円)からは△1.81%。
6日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は24954円。
右肩上がりの200日線(22664円)からは△20.27%(前日△21.29%)。
3日連続20%超。
右肩上がりの5日線(27156円)から△0.38%。
7日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.954%(前日▲19.405%)。
買い方▲6.534%(前日▲6.619%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.490%(前日▲11.607%)。
買い方▲14.756%(前日▲16.429%)。
空売り比率は41.7%(17日ぶりの40%超:前日39.8%)。
空売り規制なしの比率は8.3%(前日8.5%)。
日経VIは21.23と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは25.13倍(前日25.26倍)。
前期基準では20.10倍。
EPSは1084円(前日1086円)。
225のPBRは1.20倍。
BPSは22715円(前日22681円)。
225先物採用銘柄の益回りは3.98%(前日3.96%)。
配当利回りは1.70%。
東証1部全銘柄だと予想PERは27.47倍。
前期基準では21.80倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.31倍。
ドル建て日経平均は264.54(前日265.57)。
東証1部単純平均株価は15円安の2326円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2032円(前日2282円)
東証1部時価総額は669兆円(前日673兆円)。
年初のシカゴ225先物終値は大証日中比220円安の27100円。
高値27655円、安値27020円。
225先物大証夜間取引終値は日中比220円安の27100円。
気学では「人気に逆行して動く日。逆張り方針良し」。
水曜は「ポイント日にして気味の急変することあり].
木曜は「上寄り高きは売り狙い、下放れたら買い仕込め」。
金曜は「押し込んでも戻す日。悪目方針良し」。
拡散に転じたボリンジャーのプラス1σが27044円。
プラス2σが27315円。
プラス3σが27586円。
3日ぶりに下回った。
週足のボリンジャーを持ち出せばプラス2σが28668円。
プラス3σが30182円。
月足のプラス2σが28432円。
プラス3σが30631円。
一目均衡の雲の上限が25394円。
41日連続で雲の上。
勝手雲の上限は26693円。
勝手雲の下限は26574円。
RSIが64.57(前日67.23)。
RCIが71.98(前日62.91)。
「小寒にTOPIは目先底入れ」というアノマリーもあるが・・・。
 
《今日のポイント1月5日》
 
(1)年初のNY株式市場で主要3指数は揃って3日ぶりに反落。
   「ジョージア州の上院決選投票を控えた警戒感やコロナ感染拡大を受けてリスク選好ムードが後退」との解釈。
   主要3指数はいずれも2週間ぶりの安値水準に沈んだ。
   SKEW指数は143.84と低下。
   29日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は51→52。
 
(2)ダウ輸送株指数は276ポイント安の12230ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は0.44%安の2783ポイントと3日ぶりに反落。
   VIX指数は26.73と上昇。
   225先物CME円建ては大証比日中比220円安の27100円。
 
(3)東証1部の売買代金は1兆9442億円(前日1兆9606億円)。
   2日連続2兆円割れ。
   新高値61銘柄(前日70銘柄)。
   新安値20銘柄(前日8銘柄)。
   騰落レシオは94.78(前日100.90)。
   NTレシオは15.19倍(前日15.21倍)。
   4日連続で15倍台。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。
 
(4)右肩上がりの25日線(26773円)からは△1.81%。
   6日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(22664円)からは△20.27%(前日△21.29%)。
   3日連続20%超。
   右肩上がりの5日線(27156円)から△0.38%。
   7日連続で上回った。
 
(5)空売り比率は41.7%(17日ぶりの40%超:前日39.8%)。
   空売り規制なしの比率は8.3%(前日8.5%)。
   日経VIは21.23と上昇。
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.954%(前日▲19.405%)。
   買い方▲6.534%(前日▲6.619%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.490%(前日▲11.607%)。
   買い方▲14.756%(前日▲16.429%)。
 
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは25.13倍(前日25.26倍)。
   前期基準では20.10倍。
   EPSは1084円(前日1086円)。
   225のPBRは1.20倍。
   BPSは22715円(前日22681円)。
 
(8)ドル建て日経平均は264.54(前日265.57)。
   東証1部単純平均株価は15円安の2326円。
   (2020年末2341円、2019年末2327円、
   2018年末2077円、2017年末2946円)。
   東証1部時価総額は669兆円(前日673兆円)。
 
(9)拡散に転じたボリンジャーのプラス1σが27044円。
   プラス2σが27315円。
   プラス3σが27586円。
   3日ぶりに下回った。
   週足のボリンジャーを持ち出せばプラス2σが28668円。
   プラス3σが30182円。
   月足のプラス2σが28432円。
   プラス3σが30631円。
   RSIが64.57(前日67.23)。
   RCIが71.98(前日62.91)。
   「小寒にTOPIは目先底入れ」というアノマリーもあるが・・・。
 
 
昨年の曜日別勝敗(1月4日まで)

月曜0勝1敗
火曜0勝0敗
水曜0勝0敗
木曜0勝0敗
金曜0勝0敗
 
12月第4週の海外投資家動向。
現物500億円の売り越し(7週間ぶりの売り越し)。
先物1269億円の売り越し(2週間ぶりに売り越し)。
合計1769億円の売り越し(3週間ぶりの売り越し)。
 
【バイロン・ウィーンの「びっくり十代予想2021年版」36回目】
 
(1)トランプ元大統領が自前のテレビ・ネットワークを持ち、インタビュー番組を始める。
   プーチン露大統領とのインタビューが史上最高視聴率を収める。
 
(2)選挙中とは異なり、バイデン大統領は中国と建設的な外交・通商関係を回復する。
   中国A株が新興国市場の上昇を牽引する。
 
(3)ワクチンや治療法改善により5月末までにある程度の「常態」が戻る。
   公共施設ではワクチン接種の証明書が必要になる。
   7月には東京オリンピックが観客を入れて開催される。
 
(4)消費者はGoogleやFacebookにより恩恵を受けているとし、司法省は両社に対する姿勢を緩める。
   いくつか事業売却や監視・規制が強制されるが、欧州を除き、本格的な解体は支持されない。
 
(5)経済は自律回復し、サービス株・航空株がアウトパフォーム。
   財政・金融政策は史上最も拡張的なままに維持。
   名目成長率は6%超へ急伸、失業率は5%へ低下。
   2010-2020年の景気サイクルを抜いて、史上最長の景気サイクルが始まる。
 
(6)FRBと財務省は、拡張的政策が続くにつれ、大っぴらにMMTに取り組むようになる。
   インフレが緩やかに進み、年内、金は上昇し、暗号資産の評価が上がる。
 
(7)「常態」が戻ることでWTI原油価格は65ドルまで上昇。
   エネルギー関連のハイイールドが上昇し、株式は最良のパフォーマンスを上げるセクターの1つとなる。
 
(8)株式市場に厚みが増し、ヘルスケアやテクノロジー以外も上昇へ。
   年前半に20%近い調整が入るが、年後半にはS&P500は4500を付ける。
   循環株がディフェンシブに、小型株が大型株に勝り、市場での格差が縮小。
   その流動性を提供するのが大型テクノロジー株となり、そのため年内は出遅れる。
 
(9)経済成長により米10年債利回りは2%に上昇、イールドカーブはスティープ化する。
   インフレ上昇で実質金利はゼロ近傍に。
   FRBは長期側の金利上昇を防ぐため、債券買入れの対象デュレーションを長期化する。
 
(10)ドル安は反転。
    日欧の債務拡大や低成長を嫌う投資家が、ワクチン普及後の米国に回帰する。
    米国債はプラス利回りを維持し、キャリー・トレードが続く。
 
おまけ(実現可能性が高くないもの3つ)
 
(11)東欧・中東などからのサイバーアタックが増加・高度化し、損害が甚大に。
 
(12)テスラが世界的な自動車会社を買収。
    イーロン・マスクCEOはこの10年のうちに内燃エンジンをなくすと宣言。
 
(13)金正恩氏がロサンゼルスまで届く長距離ミサイルで脅しをかける。
    トランプ氏がテレビ番組で金氏を説得し、カメラに向かって言う。
    「みんな私が最高の交渉人だというよ。」
 
ところで・・。
マグロの初競りは2084万円。
3年ぶりに
「億」の声はなかった。
もっとも2016年は1400万円でも株価は頑張ったのが歴史。
「フェアバリュー、フェアプライス」なのかも知れない。
 
マグロ値の初競り値の推移。

2000年450万円(196キロ、キロ2.2万円)
2001年2020万円(202キロ、キロ10万円)
2002年280万円(215キロ、キロ1.3万円)
2003年638万円(228キロ、キロ2.8万円)
2004年393万円(151キロ、キロ2.6万円)
2005年585万円(234キロ、キロ2.5万円)
2006年469万円(293キロ、キロ1.6万円)
2007年413万円(207キロ、キロ2万円)
2008年607万円(276キロ、キロ2.2万円)
2009年960万円(128キロ、キロ7.5万円)久兵衛
2010年1628万円(233キロ、キロ7万円) 久兵衛
2011年3249万円(342キロ、キロ9.5円)久兵衛
2012年5649万円(269キロ、キロ21万円)喜代村
2013年1億5540万円(222キロ、キロ70万円)喜代村
2014年736万円(230キロ、キロ3.2万円)喜代村
2015年435万円(180キロ、キロ2.4万円)喜代村
2016年1400万円(200キロ、キロ7万円)喜代村
2017年7420万円(212キロ、キロ35万円)喜代村
2018年3645万円(405キロ、キロ9万円)おのでら
2019年3億3360万円(278キロ、キロ120万円)喜代村(すしざんまい)
2020年1億9320万円(276キロ、キロ70万円)喜代村(すしざんまい)
 
以下は各社見通し。

【野村】
世界的に来年前半までの株安リスクは縮小。
日経平均の上振れシナリオは日本株需給ひっ迫、海外投資家と日銀の日本株買いが11兆円まで膨らめば日経平均32000円も視野に。
日経平均30000円超えは需給、25000円割れは人手不足と米金利に注意が必要。
2021年の日経平均安値は24500円、上値は30500円。
 
 
【SMBC日興】
今回の景気後退は過去のように金融危機やバブル崩壊によって引き起こされたものではないため、景気回復を阻害するバランスシート調整の余地は全くない。
ワクチンの到来によって行動制約が解除され始めた場合、景気が強く回復する素地が整っている。
三つの変革として脱炭素・デジタル化・事業再編に着目。
2021年のターゲットリストは、旭化成、第一三共、富士フイルム、コーセー、住友金属鉱山、コマツ、富士電機、新光電工、武蔵精密、パンパシフィック。
 
 
【大和】
経済正常化に伴う業績改善、低金利長期化によるバリュエーション拡大から日本株は上昇し、日経平均は21年度中に30000円を突破。
菅新政権が東京オリンピック・パラリンピックを成功させ、直後に解散総選挙を実施、同選挙の勝利により長期政権への道を切り開き、株価上昇が再加速。
注目銘柄は、日立、明電舎、ソニー、エレコム、TDK、村田製作所、ホンダ、トヨタ、豊田自動織機、トヨタ紡織、デンソー、第一三共、JCRファーマ、協和キリン、オリンパス、ファンケル、資生堂、花王、住友ベーク、三菱ガス化学、宇部興産、
東海カーボン、ニチアス、日本製鉄、三菱マテリアル、ディスコ、オプトラン、コマツ、栗田工業、日本ハム、キリンHD、日本水産、三井住友FG、三菱UFJ、
東京海上、かんぽ生命、めぶきFH、みずほリース、イズミ、セブン&アイ、良品計画、マツキヨ、ヤマダHD、三菱商事、三井物産、鹿島、前田建設、東京建物、平和不動産、野村不動産HD、
ENEOS、コスモエネルギー、日本ガス、商船三井、JR東日本、NTT、KDDI、電通、サイバーエージェント、NTTデータ、オービック、任天堂、エンジャパン、セコム、ゼンリン、BASE、オープンハウス、スマレジ、森ヒルズ、イオンリート。
 
 
【証券ジャパン】
景気敏感株で出遅れ感のある日本株が相対的に選好されやすく、日経平均はPBR1.3倍強の30000円を目指す。
物色は、来期に企業業績の回復が期待できる景気敏感株と高成長期待のグロース株が交互に。
年間での相場のテーマは、デジタル化、脱炭素(再生可能エネルギー・自動車の電動化・省エネなど)、半導体関連、5G・6G、コーポレートガバナンス、アフターコロナ関連(春以降)。テクニカルでみた有望銘柄は、五洋建設、カネカ、古河電工、川崎重工、JSP、三菱UFJ、NTT。
 
 
【東海東京】
景気・企業業績の改善期待、過剰流動性継続、良好な需給環境が追い風。
日銀のETF買いは12兆円規模を期待することは難しいものの、通常枠の6兆円規模の買入れ策は継続する可能性が高く、買入れ規模縮小でも日銀が売りに回る可能性は極めて低い。
日経平均は年央にかけて上昇基調、年央以降はワクチンの普及に伴い政府・中銀による緩和策の縮小がマーケットで意識される可能性などから株価上昇のペースが緩やかに。
日経平均メインシナリオは3月末28000円、6月末29000円、9月末28500円、12月末29000円。
 
 
【みずほ】
年前半は、過剰流動性継続に加え、バイデン政権&菅政権の政策期待が高い状況が続き、外国人投資家の世界景気への敏感株としての日本株の評価も高まる。
年後半は日米ともに2022年の「財政の崖」や増益率鈍化が意識され、日経平均はフェアバリューの25000円程度で21年末を着地。
日経平均の年内高値が3月28000円、年内安値は9月22000円。
ワクチン普及で世界経済回復見通しが強まれば、外国人投資家の日本株買いは継続。
 
 
【三菱】
「過剰流動性」&「経済正常化期待」に業績予想上方修正が加わり、3つの株高要因が重なる。
春先にTOPIX 2000ポイント、日経平均30000 円に向かって上昇基調を強める可能性がある。
年央から年後半に向けては、各国政府や中央銀行が政策の正常化に向けた動きを見せる可能性があることや、「正常化」後の経済水準に向けた期待値が低下する可能性もあり、株価は調整含み。
TOPIX1700ポイント、日経平均25500円程度まで下落する可能性がある。
 
 
【ちばぎんアセット】
2021年も株価に良好な環境は大きく変わらない。
米国などでワクチンの接種が始まることで経済活動の回復は続き、金融緩和が維持されるため、金利は大幅に上昇しない。
日本経済の回復ペースは米国ほどではなく、ワクチン普及も先になることなどから、当面は米国株が上昇する場面でも出遅れる可能性がある。
時期的には春から年央、来期業績への期待感がさらに高まる場面での上昇を予想。
1~3月の日経平均予想レンジは25000~28000円、TOPIXは1700~1850ポイント、ドル円は100~107円。
 
 
【エース】
現在の感染再拡大は外出規制・自粛の強化で春先には落ち着く可能性が高い。
回復基調にある世界経済の停滞、企業業績への影響が懸念されるも、コロナ克服後の業績回復期待を織り込む形で、年前半は強気相場が続きそう。
コロナ克服の最大のカギはワクチン効果で、年央には評価が定まりそう。
 
 
【岡三】
世界経済は徐々に正常化へと向かう半面、景気は病み上がり状態で、各国中央銀行が金融緩和スタンスを早急に変化させる可能性は低い。
経済正常化とカネ余り相場の継続期待の「いいとこ取り」によって、適温相場は長期化。ここ数年で見ると、年を跨ぎ海外勢の動向がガラリと変化するケースが多いため、目先は注意が必要。
新型コロナのワクチン普及による世界景気の回復期待は強く、過剰流動性相場も継続することから、海外勢の利益確定売りに押される場面は押し目買いの好機。
 
 
【ゴールドマン】
日本株EPSは2021に58%、2022年度に9%増加。
菅首相は脱炭素化やDX化、国全体の生産性向上など改革アジェンダに本腰を入れて取り組み、TOPIXは1875ポイントまで上昇。
出遅れ感のあるクオリティ・シクリカル銘柄は、三菱UFJ、三井住友FG、日立、野村HD、スバル、東芝、三井住友トラスト、豊田通商、ミネベアミツミ、りそな、積水化学、国際帝石、いすゞ、日本酸素、ヒューリック、シャープ、日立建機、ヤマハ発動機、スタンレー、ブラザー工業、日本特殊陶業、野村HD、エアウォーター、新生銀行、大平洋セメント、スクリーン、東京建物、横浜ゴム、めぶきFG、DIC、堀場製作所、あおぞら銀行、DOWA、ニプロ、トクヤマ、ニチアス、東海理化、東京精密、みずほリース、コスモエネルギー、兼松、日軽金、オプトラン、三井海洋開発、サトーHD、ヨコオ、内田洋行、トーセイ。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
MDV(3902)・・・動兆
 
メディカルデータビジョンに注目する。
同社は医療機関、製薬向けに医療・医薬品データのネットワーク化と利活用の両サービスを提供
データ利活用が好調持続。
オンライン診療基盤強化に期待。

(兜町カタリスト櫻井)

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