上値の重い展開か

6日の日経平均株価は、上値の重い展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万6900円-2万7200円。
米国株は上昇。NYダウ平均は167ドル高の30391ドルで取引を終えた。原油高を受けてエネルギー株に強い買いが入った。12月のISM製造業景気指数が良好な結果となったことも支援材料となった。
日経平均株価は、連日で下げ渋る動きをみせているものの、買い手掛かり難や、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた1都3県に対する緊急事態宣言の発令を控え、積極的な売買は限られそうだ。また、米ジョージア州の上院決選投票の結果を確認したいとして、模様眺めムードが広がることも想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=102円台の半ば(5日終値は102円93-95銭)とやや円高方向に振れ、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円17-21銭)と小動き。対ドルでの円高が意識される場面もありそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比60円高の2万7130円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■テラ <2191>
慶應大学から「子宮頸癌を対象とした腫瘍浸潤Tリンパ球(TIL)療法」のためのTIL製品製造に係る業務を受託。
 
■AFC-HDアムスライフサイエンス <2927>
9-11月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地。
 
■JMC <5704>
EOSジャパンとの協業にNTTデータ ザムテクノロジーズ社を加え、「樹脂3DプリンターAMサービス」の品質管理体制を強化。
 
■日清食品ホールディングス <2897>
今期最終を23%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■ケイブ <3760>
設立時期を延期していた台湾子会社の登記が完了。
 
■アオキスーパー <9977>
3-11月期(3Q累計)経常は3.1倍増益・通期計画を超過、今期配当を10円増額修正。
 
■カネコ種苗 <1376>
上期経常が40%増益で着地・9-11月期は赤字縮小。
 
■バルクホールディングス <2467>
子会社サイバージムジャパンがクロスポイントソリューションとの連携を拡大し、SOC(セキュリティ・オペレーション・センター)サービスの提供などを開始。
 
■エフティグループ <2763>
日本感染症対策協会と感染症対策事業で包括連携契約を締結。
 
■セリア <2782>
12月既存店売上高は前年同月比3.7%増と3ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
6(水)
【国内】
10年国債入札
《決算発表》
アークス、サムティ、ヨンドシーHD、ハニーズHLD、日本BS放、マルマエ、天満屋ス、GameWith、ヤマシタヘルケア
 
【海外】
米12月ADP全米雇用リポート(22:15)
米11月製造業受注(1/7 0:00)
FOMC議事録(12/15~12/16開催分)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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