「33%と50%」

「33%と50%」
 
火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
背景は買戻しとの解釈。
3市場の売買高は143.7億株(過去20日平均は110.9億株)と増加した。
ただジョージア州の上院決選投票を横目で見ながらの不安定な展開は否めない。
ISM製造業景気指数は60.7と2年4カ月ぶりの高水準で着地。
背景はコロナウイルス感染の拡大で需要がサービスからモノへ移行したこととの見方。
市場予想は56.6、11月の製造業景気指数は57.5だった。
10年国債利回りは0.954%。
2年国債利回りは0.123%。
ドル円は102円台後半。
オフショア人民元は一時6.4119元に上昇し18年6月中旬以来の高値。
ビットコインは6.41%高の34077ドルと上昇。
サウジアラビアが2月と3月の産油量を追加的に日量100万バレル自主削減すると発表。
原油先物は約5%上昇。
SKEW指数は145.50と上昇。
30日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は52→53。
 
火曜のNYダウは162ドル高の30391ドルと反発。
高値は30504ドル、安値は30141ドル。
NASDAQは120ポイント高の12818ポイントと反発。
高値は12665ポイント、安値は12665ポイント。
S&P500は26ポイント高の3726ポイントと反発。
高値は3737ポイント、安値は3695ポイント。
ダウ輸送株指数は129ポイント高の12359ポイントと反発。
SOX指数は1.94%高の2837ポイントと反発。
VIX指数は25.26と低下。
3市場の売買高は143.7億株(過去20日平均は110.9億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比60円高の27130円。
ドル建ては大証日中比90円高の27160円。
ドル円は102.72円。
10年国債利回りは0.954%。
2年国債利回りは0.123%。
 
火曜の日経平均は寄り付き107円安。
終値は98円安の27158円。
日足はほぼ十字線ながら3日ぶりに7円だけ陽線。
TOPIXは3日続落。
東証マザーズ指数は反落。
日経ジャスダック平均は4日続伸。
東証1部の売買代金は2兆1336億円(前日1兆9442億円)。
3日ぶりに2兆円割超。
値上がり897銘柄(前日495銘柄)。
値下がり1184銘柄(前日1629銘柄)。
新高値59銘柄(前日61銘柄)。
新安値16銘柄(前日20銘柄)。
騰落レシオは90.60(前日94.78)。
NTレシオは15.16倍(前日15.19倍)。
5日連続で15倍台。
サイコロは5勝7敗で41.67%。
右肩上がりの25日線(26794)からは△1.36%。
7日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は25002円。
右肩上がりの200日線(22703円)からは△19.62%(前日△20.27%)。
4日ぶりに20%割れ。
右肩上がりの5日線(27256円)から▲0.36%。
8日ぶりに下上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.720%(前日▲18.954%)。
買い方▲6.691%(前日▲6.534%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.590%(前日▲11.490%)。
買い方▲15.789%(前日▲14.756%)。
空売り比率は40.8%(2日連続40%超:前日41.7%)。
空売り規制なしの比率は6.9%(前日8.3%)。
12月30日時点の信用売り残は1114億円減の7976億円。  
2週連続の減少。
11月6日時点以来の7000億円台。
9月25日時点は1兆412億円だった。
同信用買い残は899億円減の2兆4051億円。
2週連続減少。
2兆円台は34週連続。
ピークは10月30日時点の2兆5564億円。
金額ベースでの信用倍率は3.02倍(前週は2.74倍)。
11月6日の3.06倍以来の3倍台。
日経VIは22.06と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは25.02倍(前日25.13倍)。
前期基準では20.02倍。
EPSは1085円(前日1084円)。
225のPBRは1.20倍。
BPSは22632円(前日22715円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.00%(前日3.98%)。
配当利回りは1.71%。
東証1部全銘柄だと予想PERは27.40倍。
前期基準では21.74倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.31倍。
ドル建て日経平均は263.75(前日264.54)。
東証1部単純平均株価は1円安の2324円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2156円(前日2032円)
東証1部時価総額は668兆円(前日669兆円)。
火曜のシカゴ225先物終値は大証日中比90円高の27160円。
高値27250円、安値26940円。
225先物大証夜間取引終値は日中比120円高の27190円。
気学では「ポイント日にして気味の急変することあり].
木曜は「上寄り高きは売り狙い、下放れたら買い仕込め」。
金曜は「押し込んでも戻す日。悪目方針良し」。
収束に転じたボリンジャーのプラス1σが27073円。
プラス2σが27353円。
プラス3σが27633円。
一目均衡の雲の上限が25446円。
42日連続で雲の上。
勝手雲の上限は26633円。
勝手雲の下限は26616円。
RSIが60.15(前日64.57)。
RCIが77.47(前日71.98)。
SQ週の水曜日。
12月SQ値は26713円だったからはるか下。
年足陽線基準は27258円。
昨年比プラス基準は27444円。
 
《今日のポイント1月6日》
 
(1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
   背景は買戻しとの解釈。
   3市場の売買高は143.7億株(過去20日平均は110.9億株)と増加した。
   SKEW指数は145.50と上昇。
   30日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は52→53。
 
(2)ダウ輸送株指数は129ポイント高の12359ポイントと反発。
   SOX指数は1.94%高の2837ポイントと反発。
   VIX指数は25.26と低下。
   3市場の売買高は143.7億株(過去20日平均は110.9億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比60円高の27130円。
 
(3)東証1部の売買代金は2兆1336億円(前日1兆9442億円)。
   3日ぶりに2兆円割超。
   新高値59銘柄(前日61銘柄)。
   新安値16銘柄(前日20銘柄)。
   騰落レシオは90.60(前日94.78)。
   NTレシオは15.16倍(前日15.19倍)。
   5日連続で15倍台。
   サイコロは5勝7敗で41.67%。
 
(4)右肩上がりの25日線(26794)からは△1.36%。
   7日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(22703円)からは△19.62%(前日△20.27%)。
   4日ぶりに20%割れ。
   右肩上がりの5日線(27256円)から▲0.36%。
   8日ぶりに下上回った。
 
(5)空売り比率は40.8%(2日連続40%超:前日41.7%)。
   空売り規制なしの比率は6.9%(前日8.3%)。
   12月30日時点の信用売り残は1114億円減の7976億円。  
   2週連続の減少。
   同信用買い残は899億円減の2兆4051億円。
   2週連続減少。
   2兆円台は34週連続。
   金額ベースでの信用倍率は3.02倍(前週は2.74倍)。
 
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.720%(前日▲18.954%)。
   買い方▲6.691%(前日▲6.534%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.590%(前日▲11.490%)。
   買い方▲15.789%(前日▲14.756%)。
 
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは25.02倍(前日25.13倍)。
   前期基準では20.02倍。
   EPSは1085円(前日1084円)。
   225のPBRは1.20倍。
   BPSは22632円(前日22715円)。
 
(8)ドル建て日経平均は263.75(前日264.54)。
   東証1部単純平均株価は1円安の2324円。
   (2020年末2341円、2019年末2327円、
    2018年末2077円、2017年末2946円)。
   東証1部時価総額は668兆円(前日669兆円)。
 
(9)収束に転じたボリンジャーのプラス1σが27073円。
   プラス2σが27353円。
   プラス3σが27633円。
   RSIが60.15(前日64.57)。
   RCIが77.47(前日71.98)。
   SQ週の水曜日。
   12月SQ値は26713円だったからはるか下。
   年足陽線基準は27258円。
   昨年比プラス基準は27444円。
 
 
昨年の曜日別勝敗(1月5日まで)

月曜0勝1敗
火曜0勝1敗
水曜0勝0敗
木曜0勝0敗
金曜0勝0敗
 
日経平均株価は大発会から●●と2連敗。
年初から●●●と3連敗になると2016年以来。
この年は大発会から6日続落だった。
2016は年央にかけて下落。
そして●●●は1949年から過去6回。
そのうち2回が年間で上昇、4回は下落。
年間上昇確率は33.3%。
今日上昇し●●〇となると2014年と2015年と一緒。
こちらは年間で上昇したというのが歴史。
因みに●●〇の場合の年間上確率は50%。
 
世界銀行の半期に1度の世界経済見通し。
結論は「第2次大戦後で最も深刻なリセッション(景気後退)からの世界経済の今年の回復は、
先進国での新型コロナウイルス感染再拡大で、従来の想定よりやや鈍くなる」。
2020年の成長率は▲4.3%の見通し。
2021年の世界経済の成長率は4%。
昨年6月時点の予想(4.2%)を下回る。
2022年は3.8%成長となる見通し。
世銀は米国とユーロ圏の成長率予想を下方修正。
中国の成長率は1ポイント引き上げ7.9%。
日本は2020年▲5.3%、2021年2.5%。
 
《世銀見通し》
 
    2020年  2021年
世界  ▲4.3%  △4.0%
米国  ▲3.5%  △3.5%
ユーロ ▲7.4%  △3.6%
日本  ▲5.3   △2.5%
中国  △2.0%  △7.9%
 
 
市場では米国の市場参加者における個人投資家の増加が話題に。
新型コロナによる外出自粛などを背景に個人投資家が手数料ゼロの株式投資に参入。
20年1-9月にはチャールズ・シュワブやEトレード・ファイナンシャル、
TDアメリトレード、ロビンフッド・マーケッツなどで少なくとも800万の新規口座が開設された。
「個人投資家は今や株取引の2割を占めている」との観測。
それでも2割しかないという感じもするが・・・。
因みに、日本の個人投資家比率(金額ベース)は17.7%(2018年)。
 
大和のレポートは「不謹慎からも知れないが、ロックダウンの声を聞いたら買え」。

欧州では秋から感染爆発が起き、ロックダウン等が度々行われている。
ただし、厳しい措置が発表されるタイミングが株価のボトムとなってきた。
相場格言は「銃声が鳴ったら買え」。
地政学的リスクが高まると相場は軟化する。
しかし実際に武力が行使されると、それ以上は事態は悪化せず、むしろ収束に向かうことが多い。
コロナに関しても、ロックダウンが実行されると、それ以上は感染は拡大せず、むしろ鎮静化が期待される。
新相場格言として「ロックダウンを聞いたら買え」を提唱したい。
ロックダウンを発表した当日の英国株も明らかに欧州の中で上昇率が高かった。
コロナの直接の被害を受けた方はもちろん、緊急事態で悪影響が甚大な飲食店関係者の方などにはお見舞いを申し上げたい。
しかし相場はドライなのだろう。
タイミングとは別に、コロナ感染者数の水準と株価の水準には一定の逆相関がみられる。
コロナ感染の水準が経済活動を規定するので、日本株の魅力は大きい。
日本の場合は緊急事態宣言等でコロナを抑え込めば、その先には解散総選挙やオリパラ開催などのポジティブなイベントも期待できる。
GDPで言えば、15ヵ月予算で持ち上げられる分を打ち消すほどの悪影響はないだろう。
来週頃のIMFの世界経済見通しでは日本の経済見通しが引き上げられる可能性は高い。
「ロックダウンを聞いたら買え」との新相場格言には、
今の段階では「緊急事態宣言にはもっと強気で」との下の句を付けても良いだろう。
 
「軍配は巣ごもりに」という印象はサクランボ。
マグロは最高値2084万円で落胆的な初セリとなった。
しかしサクランボは高値を更新。
山形県内各地の市場での初競り。
天童市の市場では500グラムの超促成栽培のサクランボが過去最高額の100万円で落札された。
最終的についた価格は市場関係者も驚く1箱100万円になった。
去年を大きく上回る過去最高額。
1箱の中に入っている佐藤錦は68粒。
1粒に換算するとおよそ1万4000円。
去年は東京の大田市場で500グラム1箱が80万円。
今年は大田市場でも同じく1箱100万円で落札されたという。
高級寿司屋さんの高級マグロよりも高級サクランボ。
サクランボの方が家でも食べられるから巣ごもりチックな印象。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
那須鉄工(5922)・・・動兆
 
那須電機鉄工に注目する。
同社は電力鉄塔が主力。
架線金物含め電力・通信関連の比重大。
携帯キャリアの基地局向けアンテナ等に期待。
無線鉄塔メンテナンスも堅調。
5G基地局向けアンテナ支持金物に期待感。
 
(兜町カタリスト櫻井)

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