日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比23円87銭(0.63%)安い3784円60銭だった。
米国市場でナスダックが上昇したことや、寄り付き前に発表された機械受注が市場予想を上回ったことから、ジャスダック平均は続伸でのスタートとなった。寄り付き後は、12円72銭高まで上昇する場面があったが、その後、急速に値を消す展開となり、10時過ぎよりマイナス圏での推移となった。また、後場に入り東証1部市場で半導体関連銘柄が急落すると、ジャスダック市場も過熱感への警戒から新興ITや半導体などのハイテク関連の値がさ株が売られ、指数を押し下げた。本日の安値圏で取引を終了した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で909億円、売買高は1億7390万株だった。
値上がり銘柄数は241、値下がり銘柄数は395となった。
個別では、グローバルインフォメーション、リベルタ、銀座山形屋が昨年来安値を更新。インターライフホールディングス、テーオーホールディングス、オービス、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、ジオコードが売られた。
一方、新報国製鉄、助川電気工業、幸和製作所、山陽百貨店がストップ高。新コスモス電機は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、内外テック、フィスコ、ニッポン高度紙工業、エイジスなど13銘柄は昨年来高値を更新。地域新聞社、旭化学工業、グラファイトデザイン、グラフィコ、Shinwa Wise Holdingsが買われた。
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