【寄り付き概況】
22日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比176円66銭安の2万8580円20銭。その後、下げ幅が200円を超える場面があった。日経平均は前日終値(2万8756円)で30年5カ月ぶりの高値を付けており、高値警戒感も根強く利益確定売りが先行している。
21日のNYダウは前日比12ドル安と3日ぶりに反落。景気敏感株を中心に売りが優勢となった。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も値を下げて始まった。また、為替は1ドル=103円50銭前後と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落。
翌週から国内主要企業の決算発表が本格的に始まるのを控えた週末で、短期筋には持ち高調整の売りも出ているようだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、全業種が安く、値下がり上位は鉄鋼、保険、鉱業、繊維製品、医薬品、金属製品、証券など。
個別では、T&D、第一生命HD、MS&AD、ファーストリテ、東エレク、JR東海が安く、ソニー、太陽誘電は軟調となっている。
半面、パナソニック、大成建が堅調。資生堂、花王が高い。ネクソン、ZHDが買われている。
