今週の日経平均終値は28631円45銭、前週末比112円27銭高。
日経平均は昨年末の上放れから4週連続の上昇となりました。ただ、週間値上がり幅は週を追うごとに小さくなり今週は先週の1／3以下。
週間（ザラバ）高値は先週の高値を抜いておらず、2万9000円を前に勢いが止まってきている様子。陽線続きで下値もしっかり切り上がっていることから強気相場であることに変わりはないが、2万9000円という心理的なカベに今は儀礼的にも調整しておかないと、といった状況。
世界的な金融・財政の大規模な支援がある中で、2万9000円が天井だというのは無理がある。今なお良好な需給状態から数字的にも3万円を見据えた動きと考える。
来週からは10－12月決算発表が本格化しますが、良かろうが悪かろうが、最終的にはミクロ（個々の業績）よりもマクロ（政策）でカバーされることになるだろう。1－3月の株高基調は趨勢的に続きそう。
来週は、もみ合い展開か。
日米ともに決算発表が本格化する。国内では日本電産、信越化学、東京エレクトロン、米国ではマイクロソフト、テスラ、アップルなど注目度の高い銘柄の発表が目白押し。個別の振れ幅は大きくなりやすく、売買も活況が見込まれる。
ただ、決算の反応に関してはさまざまであろうから、全体としては方向感が出づらくなる可能性が高いだろう。大きく下げるような場面があれば、押し目買いは入るだろう。また、26日～27日のFOMCは楽観ムードの維持に一役買うと考える。ここからさらに跳ねれば利益確定売りも出てくると思われるだけに、指数が一気に上値を追う流れにもなりづらいと予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
31180.30 ボリンジャー:＋3σ(13週)
30989.47 ボリンジャー:＋3σ(26週)
29984.87 ボリンジャー:＋3σ(25日)
29618.09 ボリンジャー:＋2σ(13週)
29175.54 ボリンジャー:＋2σ(25日)
28919.95 ボリンジャー:＋2σ(26週)
28631.45 ★日経平均株価22日終値
28551.07 6日移動平均線
28439.49 均衡表転換線(日足)
28366.21 ボリンジャー:＋1σ(25日)
28164.34 新値三本足陰転値
28055.89 ボリンジャー:＋1σ(13週)
27670.60 均衡表基準線(日足)
27556.88 25日移動平均線
27440.49 均衡表転換線(週足)
26850.43 ボリンジャー:＋1σ(26週)
26747.55 ボリンジャー:-1σ(25日)
26493.68 13週移動平均線
26164.22 均衡表雲上限(日足)
25938.22 ボリンジャー:-2σ(25日)
25796.83 75日移動平均線
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