東証マザーズ指数は4日続伸した。終値は前週末比9.01ポイント高い1301.12だった。買いが先行して始まったマザーズ指数は、一時1309.17ポイントまで上昇した。
ただ、その後日経平均が復調し上げ幅を広げる一方で、マザーズ指数は上げ幅を縮めて、狭いレンジ内での推移。大引けにかけては強含んだものの、終日こう着感が強い展開だった。
決算発表本格化を控えて大型株の売買を手控えるムードが広がり、短期筋の資金が値動きの良いマザーズ銘柄にシフトした。利益確定売りに押される銘柄もあったが、新興市場は堅調な推移が継続した。
市場関係者は「マザーズ指数は日経平均株価に比べて出遅れ感が強く、個人投資家の物色姿勢が強かった」と指摘していた。
売買代金は概算で2514.79億円。騰落数は、値上がり225銘柄、値下がり107銘柄、変わらず11銘柄となった。
個別では、マクアケ、イグニスが値を飛ばした。BASE、バルミュはしっかり。半面、メルカリ、JTOWERが軟調。グッドPは大幅安。ジャスダックではシンバイオ薬、サン電子が急伸。ワークマンは堅調。
一方、ハーモニックがさえず、ウエストHDは弱含んだ。
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