[概況]
25日、東京外国為替市場の米ドル円は五・十日に伴う、国内輸入企業などによる実需のドル買いなどで一時103.900円まで上昇するも、その後は103円台後半付近で伸び悩む展開となった。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)などが予定されており、結果を見極めたいとの思惑などから、米ドル円は積極的な売買とは成り難いようだ。
現在、欧州時間に入り米ドル円は103.770円付近で推移している。また、この後はラガルドECB総裁の講演などが予定されており注目か。テクニカル的には米ドル円は上方に55日移動平均線(103.945円)や一目均衡表の雲下限(103.495円)などが位置しており、レジスタンスとして意識される可能性が考えられそうだ。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
