「一転増益」

「一転増益」

週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
NYダウは続落。
NASDAQは5日続伸、S&P500は反発でそれぞれ過去最高値を更新。
「財政刺激策の規模やタイミングを巡る懸念が拡大。
決算発表を控えた楽観ムードを圧迫した」という見方だ。
3市場の売買高は163.7億株(前日127.9億株、過去20日平均は132.1億株)。
NY連銀の家計調査。
過去4カ月間で少なくとも一つの高額商品を購入した家計の割合が54.6%に上昇。
20年4月の50.7%からは回復。
ただパンデミック(世界的大流行)前の19年12月(62.5%)を大きく下回った。
今後1年間の支出の伸びについての見通しは教育水準や所得にかかわらず全ての家計が楽観的。
中央値は3.0%増と8月時の2.2%増から上昇。
今後1年間の生活費など必要な費用の伸びに対する見通しは中央値で4.1%増。
8月の3.5%増から上昇。
調査開始以来で最高となった。
今後1年間の趣味や娯楽、旅行など不必要な費用の伸び見通しは中央値で1.6%増。
8月の1.0%増から上昇。
これも調査開始以来で最高となった。
一方でドイツのIFO景況指数は90.1。
市場予想は91.8だった。
「コロナ第2波でドイツ経済の回復が一時的に終了した。
ドイツ経済がパンデミック以前の水準に回復するのは2022年半ば」という見方だ。
債券利回りは低下(価格は上昇)。
10年国債利回りは1.085%。
2年国債利回りは0.118%。
ドル円は103円台後半。
SKEW指数は145.56。
43日連続の130ポイント超。
恐怖と欲望指数は60→68。

週明けのNYダウは36ドル安の30960ドルと3日続落。
NASDAQは92ポイント高の13635ポイントと5日続伸。
S&P500は13ポイント高の3855ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は6ポイント安の12849ポイントと3日続落。
SOX指数は0.16%高の3079ポイントと反発。
VIX指数は23.16と上昇。
3市場の売買高は163.7億株(前日127.9億株、過去20日平均は132.1億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比45円高の28825円。
ドル建ては大証比日中比60円高の28840円。
ドル円は103.73円。
10年国債利回りは1.085%。
2年国債利回りは0.118%。

週明けの日経平均は寄り付き67円高。
終値は190円高の28822円と高値引けで反発。
日足は3日連続の陽線。
TOPIXは反発。
東証マザーズ指数は4日続伸。
日経ジャスダック平均は6日続伸。
1年ぶりの高値水準を回復した。
東証1部の売買代金は2兆1050億円(前日2兆3735億円)。
5日連続で2兆円超。
値上がり1449銘柄(前日694銘柄)。
値下がり654銘柄(前日1416銘柄)。
新高値62銘柄(前日42銘柄)。
新安値2銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは99.83(前日96.55)。
NTレシオは15.48倍(前日15.42倍)。
19日連続で15倍台。
サイコロは8勝4敗で66.67%。
右肩上がりの25日線(27639円)からは△4.28%。
20日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は25870円。
右肩上がりの200日線(23374円)からは△23.31%(前日△22.75%)。
12日連続△20%超。
右肩上がりの5日線(28673円)から△0.52%。
4日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.042%(前日▲20.796%)。
(20年 3/16△6.443%、6/8▲18.753%)。
買い方▲3.722%(前日▲4.377%)。
(18年1/23△1.444%、20年3/13▲31.239%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.417%(前日▲16.235%)。
(20年 3/13△14.653% 20年 6/12▲30.992%)。
買い方▲8.430%(前日▲9.533%)。
(18年1/24△0.46%、20年3/19▲48.775%)。
空売り比率は38.3%(6日連続40%割れ:前日38.0%)。
空売り規制なしの比率6.8%(前日6.7%)。
日経VIは20.90と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは26.18倍(前日26.09倍)。
前期基準では21.01倍。
EPSは1100円(前日1097円)。
225のPBRは1.26倍。
BPSは22874円(前日22905円)。
225先物採用銘柄の益回りは3.82%(前日3.83%)。
配当利回りは1.61%。
東証1部全銘柄だと予想PERは28.37倍。
前期基準では22.62倍。
PBRは1.36倍。
ドル建て日経平均は277.94(前日276.37)。
東証1部単純平均株価は14円高の2390円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2070円(前日1949円)
東証1部時価総額は694兆円(前日692兆円)。
週明けのシカゴ225先物終値は大証日中比45円高の28825円。
高値28840円、安値28460円。
225先物大証夜間取引終値は日中比60円安の28720円。
気学では「戻り売りの日。高値見計り売り方針良し」。
水曜は「初め高いと後安の日」
木曜は「前場安いと後場戻す。突っ込み買い良し」。
金曜は「高日柄なれど飛びつき買い警戒し急伸利入れの事」。
ボリンジャーのプラス1σが28468円。
プラス2σが29296円。
プラス3σが30125円。
一目均衡の雲の上限が26237円。
54日連続で雲の上。
勝手雲の上限は27834円。
勝手雲の下限は27434円。
RSIが73.33(前日67.74)。
RCIが93.13(前日92.86)。
月足陽線基準は27258円。
週末に水星逆行開始。
アノマリー的には「リーマンショック以降は株安の日」。
木曜が変化日、金曜が株高の日。
先週からの順番通りなら「前日比マイナス」。

《今日のポイント1月26日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチ。
   NYダウは続落。
   NASDAQは5日続伸、S&P500は反発でそれぞれ過去最高値を更新。
   SKEW指数は145.56。
   43日連続の130ポイント超。
   恐怖と欲望指数は60→68。

(2)ダウ輸送株指数は6ポイント安の12849ポイントと3日続落。
   SOX指数は0.16%高の3079ポイントと反発。
   VIX指数は23.16と上昇。
   3市場の売買高は163.7億株(前日127.9億株、過去20日平均は132.1億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比45円高の28825円。

(3)東証1部の売買代金は2兆1050億円(前日2兆3735億円)。
   5日連続で2兆円超。
   新高値62銘柄(前日42銘柄)。
   新安値2銘柄(前日1銘柄)。
   騰落レシオは99.83(前日96.55)。
   NTレシオは15.48倍(前日15.42倍)。
   19日連続で15倍台。
   サイコロは8勝4敗で66.67%。

(4)20日連続で上回った。
   右肩上がりの200日線(23374円)からは△23.31%(前日△22.75%)。
   12日連続△20%超。
   右肩上がりの5日線(28673円)から△0.52%。
   4日連続で上回った。
   右肩上がりの25日線(27556円)からは△3.90%。
  
(5)空売り比率は38.3%(6日連続40%割れ:前日38.0%)。
   空売り規制なしの比率6.8%(前日6.7%)。
   日経VIは20.90と低下。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲21.042%(前日▲20.796%)。
   (20年 3/16△6.443%、6/8▲18.753%)。
   買い方▲3.722%(前日▲4.377%)。
   (18年1/23△1.444%、20年3/13▲31.239%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.417%(前日▲16.235%)。
   (20年 3/13△14.653% 20年 6/12▲30.992%)。
   買い方▲8.430%(前日▲9.533%)。
    (18年1/24△0.46%、20年3/19▲48.775%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは26.18倍(前日26.09倍)。
   EPSは1100円(前日1097円)。
   225のPBRは1.26倍。
   BPSは22874円(前日22905円)。

(8)ドル建て日経平均は277.94(前日276.37)。
   東証1部時価総額は694兆円(前日692兆円)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが28468円。
   プラス2σが29296円。
   プラス3σが30125円。
   月足陽線基準は27258円。
   週末に水星逆行開始。
   アノマリー的には「リーマンショック以降は株安の日」。
   木曜が変化日、金曜が株高の日。
   先週からの順番通りなら「前日比マイナス」。

今年の曜日別勝敗(1月25日まで)

月曜1勝2敗
火曜2勝1敗
水曜1勝2敗
木曜3勝0敗
金曜1勝2敗

WEBで開催されているダヴォス会議。
2017年以来の登場となった中国の習近平主席。
「世界経済見通しには引き続き不透明感が漂っている。
公衆衛生上の緊急事態が将来再発する可能性が十分にある。
開かれた世界経済を築き、差別的かつ排他的な基準、ルールやシステムを捨て去り、
貿易・投資・技術交換への障壁を取り除く必要がある。
マクロ経済政策の国際的協調の強化と世界経済ガバナンスにおけるG20の役割拡大が必要。
国際的なガバナンスは規則と合意に基づいて行われる必要がある。
1カ国、もしくは少数の国の主導で行われてはならない。
中国は世界的な経済ガバナンスに一段と積極的に関与していく」。
この「世界的経済ガバナンスへの関与」は「世界のため」でなく「中国のため」に聞こえてならない。

市場でのレトリックもたくさんある。
たとえば条件を付けた予測。
「上昇基調が崩れないというのが前提。
移動平均線からの〇〇%以上のかい離をキープしていれば株は上昇」。
一般的には「なるほど」なのかも知れない。
ただ移動平均線からの上方かい離は株高が前提。
株高だからプラスかい離なのであり、だからプラスかい離ならば株高なのだ。
「上昇基調が崩れれば株は下落、株が下落するから上昇基調は崩れる」。
主客を入れ替えてみれば「当たり前のことをもったいぶっていえばそうなる」の典型。
この論理こそレトリックなのだが市場は気が付かない。
しかも条件付限定の予測は逃げ場を持ったもの。
間違っても「私」のせいではなく「相場のせい」。
条件を満たさなかったから予測通りにならなかった。
外れても「カエルの顔」みたいなものだろうか。

日経朝刊では「DIT(3916)、一転最終増益」の見出し。
4%減益見通しから10%増益へ。
上場から7期連続の過去最高益更新。
頑張っている。

◇━━━ カタリスト━━━◇

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