日経ジャスダック平均は7日ぶり反落、様子見姿勢

 
日経ジャスダック平均株価は7営業日ぶりに反落した。終値は前日比17円00銭安い3822円88銭だった。ジャスダック平均は続伸でスタートした。寄り付き後は、時価総額上位のウエストHDやハーモニックがマイナスに転じたことが相場の重しとなり、ジャスダック平均もマイナス圏に下落し終日軟調な展開が続いた。なお、時価総額上位の東映アニメーションやセリアが堅調に推移したことが相場を下支えし、ジャスダック平均の下げは限定的となった。国内企業による2020年4~12月期の決算発表が本格化しており、決算発表の内容を見極めようと様子見姿勢が強まり持ち高調整売りが出た。
 
ワークマンやテリロジー、ハーモニックは下落した。半面、シンバイオやSシャワーが上昇したほか、AKIBAが買われた。
東証1部市場で日経平均株価が下落したため、「信用取引を利用する個人の短期投資家が買いポジションの縮小に動いた」とみられる。
ジャスダック市場の売買代金は概算で505億円、売買高は9648万株だった。値上がり銘柄数は233、値下がり銘柄数は368となった。
 
個別では、銀座山形屋が昨年来安値を更新。Shinwa Wise Holdings、鉱研工業、エム・エイチ・グループ、テリロジー、ケアサービスが売られた。
 
一方、朝日ラバー、大谷工業、AKIBAホールディングス、ジオマテックがストップ高。スペースシャワーネットワーク、ソレキアは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、シンデン・ハイテックス、香陵住販、シンバイオ製薬、Nexus Bankなど10銘柄は昨年来高値を更新。大阪油化工業、東和ハイシステム、地域新聞社、KG情報、川辺が買われた。
 
 

 

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