日経ジャスダック平均は反発、底堅い値動き

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比9円73銭高い3832円61銭だった。
個人投資家を中心にした押し目買いに終日底堅い値動きだった。ただ、決算発表の本格化で全体的に様子見ムードが広がった。一部の時価総額の大きい銘柄が買われ、指数を支えた。市場では「先週の上昇相場に乗り切れなかったバイオなどの銘柄に物色が移っている」との見方があった。
シンバイオやCiメディカ、出前館が上昇した。半面、フェローテクやハーモニック、ウエストHDは下落した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で650億円、売買高は8571万株だった。値上がり銘柄数は321、値下がり銘柄数は281となった。
 
個別では大谷工業、ジオマテックがストップ高。歯愛メディカル、エコミック、大村紙業、国際チャート、太洋工業など7銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。岩塚製菓、シンデン・ハイテックス、シンバイオ製薬、エイジス、Nexus Bankなど10銘柄は昨年来高値を更新。アビックス、AKIBAホールディングス、nms ホールディングス、オーネックス、ブロードバンドセキュリティが買われた。
 
一方、銀座山形屋が昨年来安値を更新。大日光・エンジニアリング、川辺、フェローテックホールディングス、アサカ理研、両毛システムズが売られた。

 

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