「見極めてから間違える相場観」

「見極めてから間違える相場観」

水曜のNY株式市場で主要3指数は大幅続落。
NYダウは5日続落。
NASDAQは続落。
S&P500は続落。
主要株価3指数はいずれも昨年10月28日以来最大の下落。
過去3ヶ月で最大の下落となった。
S&P500は年初来でマイナスに沈んだ。
NYダウの下落を主導したのは航空機大手ボーイングの3.97%安。
2020年第4四半期決算は、純損益が84億4000万ドルの赤字。
20年通期の赤字も過去最大の119億4000万ドルに拡大した
決算が好調だったマイクロソフトは上昇したものの0.25%高。
一方ゲームストップとAMCエンターテインメントは空売りの買戻しで上昇。
アップルの決算は好調継続。
テスラは利益が市場予想を下回った。
FRBは現行のゼロ%金利と量的緩和の現行水準を維持で通過。
ただ景気回復ペースを巡って懸念を示したことが警戒感と株安につながった格好。
12月の耐久財受注統計で民間設備投資の先行指標とされるコア資本財の受注が前月比0.6%増加。
8カ月連続で拡大。
市場予想は0.6%増だった。
債券市場は小動き。
10年国債利回りは1.012%。
2年国債利回りは0.119%。
リスクオフの安全資産志向からドルは上昇。
ドル円は104円台前半。
ビットコインは下落し一時3万ドルを割り込んだ。
今月8日に付けた4万2000ドルからは27%下落。、
ただ昨年10月中旬の水準からはなお約174%上昇。
SKEW指数は79.25と急低下過ぎるが誤数値だろう。
(前日145.56)。
一応44日連続ぶりの130ポイント割れ。
恐怖と欲望指数は55→40と一気に弱気ゾーン。
これも異常値に見えてくる。

水曜のNYダウは633ドル安の30303ドルと5日続落。
NASDAQは355ポイント安の13270ポイントと続落。
S&P500は98ポイント安の3750ポイントと続落。
ダウ輸送株指数は6ポイント安の12849ポイントと5日続落。
SOX指数は5.17%安の2875ポイントと続落。
VIX指数は37.21と上昇。
3市場の売買高は234.2億株(前日143億株、過去20日平均143.1億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比460円安の28180円。
ドル建ては大証比日中比445円安の28195円。
ドル円は104.09円。
10年国債利回りは1.012%。
2年国債利回りは0.119。

水曜の日経平均は寄り付き119円高。
一時200円以上上昇した場面もあった。
その後は手控えモードで上昇幅を縮小。
終値は89円高の28635円と反発。
日足は2日連続の陰線。
TOPIXは反発。
東証マザーズ指数は反発。
日経ジャスダック平均も反発。
東証1部の売買代金は2兆6189億円(前日2兆3131億円)。
7日連続で2兆円超。
値上がり1291銘柄(前日830銘柄)。
値下がり814銘柄(前日1276銘柄)。
新高値46銘柄(前日32銘柄)。
新安値3銘柄(前日4銘柄)。
騰落レシオは101.77(前日99.68)。
NTレシオは15.39倍(前日15.45倍)。
21日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(27783円)からは△3.06%。
22日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は26007円。
右肩上がりの200日線(23481円)からは△21.95%(前日△21.85%)。
14日連続△20%超。
右肩下がりの5日線(28678円)から▲0.15%。
2日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.675%(前日▲20.074%)。
(20年 3/16△6.443%、6/8▲18.753%)。
買い方▲4.265%(前日▲4.633%)。
(18年1/23△1.444%、20年3/13▲31.239%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.951%(前日▲10.943%)。
(20年 3/13△14.653% 20年 6/12▲30.992%)。
買い方▲10.228%(前日▲10.575%)。
(18年1/24△0.46%、20年3/19▲48.775%)。
売り方買い方拮抗。
空売り比率は37.1%(2日ぶりに40%超:前日41.3%)。
空売り規制なしの比率6.0%(前日8.0%)。
Quick調査の1月22日時点の信用評価損率は▲10.05%。
(前週▲11.93%)。
2週ぶりの改善。
1月22日時点の裁定売り残は617億円減の1兆3098億円。
(当限は1兆1087億円)
2週ぶりの減少。
裁定買い残は475億円増の4777億円。
(当限は4104億円)。
2週連続の増加。
日経VIは22.31と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは26.04倍(前日25.94倍)。
前期基準では20.91倍。
EPSは1099円(前日1100円)。
225のPBRは1.25倍。
BPSは22908円(前日23021円)。
225先物採用銘柄の益回りは3.84%(前日3.86%)。
配当利回りは1.63%。
東証1部全銘柄だと予想PERは28.36倍。
前期基準では22.65倍。
PBRは1.36倍。
ドル建て日経平均は276.24(前日275.20)。
東証1部単純平均株価は13円高の2387円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2258円(前日2160円)
東証1部時価総額は695兆円(前日689兆円)。
水曜のシカゴ225先物終値は大証日中比460円安の28180円。
高値28745円、安値28085円。
225先物大証夜間取引終値は日中比410円安の28230円。
気学では「前場安いと後場戻す。突っ込み買い良し」。
金曜は「高日柄なれど飛びつき買い警戒し急伸利入れの事」。
ボリンジャーのプラス1σが28608円。
2日連続でサポートとなった。
プラス2σが29433円。
一目均衡の雲の上限が26327円。
56日連続で雲の上。
勝手雲の上限は28273円。
勝手雲の下限は27670円。
RSIが72.47(前日69.66)。
RCIが83.79(前日87.91)。
月足陽線基準は27258円。
週末に水星逆行開始。
アノマリー的には「変化日」。
明日は満月で「リーマンショック以降では株高の日」。
先週からの順番通りなら「前日比マイナス」。

《今日のポイント1月28日》

(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は大幅続落。
   NYダウは5日続落。
   NASDAQ、S&P500は続落。
   S&P500は年初来でマイナスに沈んだ。
   いずれも昨年10月28日以来最大の下落。
   過去3ヶ月で最大の下落となった。
   SKEW指数は79.25と急低下過ぎるが誤数値だろう。
   (前日145.56)。
   恐怖と欲望指数は55→40と一気に弱気ゾーン。
   これも異常値に見えてくる。

(2)ダウ輸送株指数は6ポイント安の12849ポイントと5日続落。
   SOX指数は5.17%安の2875ポイントと続落。
   VIX指数は37.21と上昇。
   3市場の売買高は234.2億株(前日143億株、過去20日平均143.1億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比460円安の28180円。

(3)東証1部の売買代金は2兆6189億円(前日2兆3131億円)。
   7日連続で2兆円超。
   新高値46銘柄(前日32銘柄)。
   新安値3銘柄(前日4銘柄)。
   騰落レシオは101.77(前日99.68)。
   NTレシオは15.39倍(前日15.45倍)。
   21日連続で15倍台。
   サイコロは7勝5敗で58.33%。

(4)右肩上がりの25日線(27783円)からは△3.06%。
   22日連続で上回った。 
   右肩上がりの200日線(23481円)からは△21.95%(前日△21.85%)。
   14日連続△20%超。
   右肩下がりの5日線(28678円)から▲0.15%。
   2日連続で下回った。
  
(5)空売り比率は37.1%(2日ぶりに40%超:前日41.3%)。
   空売り規制なしの比率6.0%(前日8.0%)。
   Quick調査の1月22日時点の信用評価損率は▲10.05%。
   (前週▲11.93%)。
   2週ぶりの改善。
   1月22日時点の裁定売り残は617億円減の1兆3098億円。
   (当限は1兆1087億円)
   2週ぶりの減少。
   裁定買い残は475億円増の4777億円。
   (当限は4104億円)。
   2週連続の増加。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.675%(前日▲20.074%)。
   (20年 3/16△6.443%、6/8▲18.753%)。
   買い方▲4.265%(前日▲4.633%)。
   (18年1/23△1.444%、20年3/13▲31.239%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.951%(前日▲10.943%)。
   (20年 3/13△14.653% 20年 6/12▲30.992%)。
   買い方▲10.228%(前日▲10.575%)。
   (18年1/24△0.46%、20年3/19▲48.775%)。
   売り方買い方拮抗。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは26.04倍(前日25.94倍)。
   EPSは1099円(前日1100円)。
   225のPBRは1.25倍。
   BPSは22908円(前日23021円)。

(8)ドル建て日経平均は276.24(前日275.20)。
   東証1部時価総額は695兆円(前日689兆円)。

(9)ボリンジャーのプラス1σが28608円。
   2日連続でサポートとなった。
   プラス2σが29433円。
   月足陽線基準は27258円。
   週末に水星逆行開始。
   アノマリー的には「変化日」。
   明日は満月で「リーマンショック以降では株高の日」。
   先週からの順番通りなら「前日比マイナス」。

今年の曜日別勝敗(1月27日まで)

月曜1勝2敗
火曜2勝2敗
水曜2勝2敗
木曜3勝0敗
金曜1勝2敗

「上がって強気。下がって弱気」。
曲がり屋タイプの典型的な相場観だろう。
目先のトレンドや数字だけを頼りにすると、この相場観になる。
一見、何でも観察しているようで実はそうでない相場観。
上がりきってからの強気、下がりきってからの弱気。
トレンドの最終局面でようやく確認し、それこそ「見極めて」から間違える。
踏んだり蹴ったりの相場観だが、おそらく慣れているので悩みも少ないのかも知れない。
下げ局面で底入れタイミングを探り、上昇局面で反落タイミグを推理する。
これが本来の姿勢だ。
自分に当てはめてみると、下落局面の反転タイミングは意外と間違えない。
しかし上昇局面での天井はほとんど当たったためしがない。
というか、言及したことがない。
ココが自分の弱点なのだが、やはり慣れているのであろう。
「次は」と思いつつ判断できないケースばかりだ。
「上がったものはさらに上がる」という三つ子の魂は百まで。
ただ「注意しましょう警戒しましょう」という免罪符付き結論レスよりはマシかも知れない。

◇━━━ カタリスト━━━◇

CAP(3965)・・・動兆

キャピタルアセットプランニングに注目する。
同社は生命保険の販売支援システムとコンサルが中核。
相続税対策の個人資産管理システムに期待。
非対面営業支援システムは拡大基調、
ソニー生命向けに20年9月投入。

(兜町カタリスト櫻井)

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