大幅反落、一時2万8000円割れ

【寄り付き概況】

28日の日経平均株価は大幅反落して始まった。始値は前日比465円94銭安の2万8169円27銭。下げ幅は600円を超え一時2万8000円を割り込んだ。
 
前日の欧州株市場が軒並み下落したほか、米国株市場ではNYダウが630ドルを超える下げ、ナスダック総合指数も350ポイント超の下落となるなど波乱展開となったことを受け、東京株式市場でも景気敏感株を中心に幅広い銘柄に売りが先行している。
 
注目のFOMCでは事前予想通り大規模金融緩和策の維持を決定、パウエルFRB議長も記者会見で金融緩和は雇用とインフレ目標が達成されるまで継続する姿勢を改めて強調した。ただ、最近の株式市場の動きはバブルを警戒させる動きとの認識も広がっており、売り圧力が止まらなかった。
これを引き継ぎ日経平均は先物主導で大きく下値を試す展開が予想されるが、取引時間中はアジア株市場の動向や米株先物の動きに左右されやすい地合いとなりそうだ。
 
 
個別では、トヨタ、TDK、ソニーが安く、富士通、ソフトバンクG、ダイキンもさえない。半面、ファナック、オークマ、アマが高い。

 

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