123円高、自律反発狙いの買い先行

【寄り付き概況】

 
29日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比123円30銭高の2万8320円72銭。日経平均は前日に2020年7月以来およそ半年ぶりの下げ幅で取引を終えており、前日に売り込まれた銘柄を中心に自律反発狙いの買いが先行した。
 
28日のNYダウが前日比300ドル高と急反発。前日に個人投資家の投機的売買で急騰したゲームストップなどの銘柄が急落。米証券取引委員会(SEC)が投機的売買を監視していると声明を出したこともあり、市場が落ち着くことに期待する見方が強まった。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。
為替は1ドル=104円20銭台と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、14業種が高く、値上がりは証券、海運、電気機器、不動産など。値下がり上位に空運、石油、ゴム、繊維、その他金融など。
 
個別では、ファナック、東エレク、TDKが高く、ソニー、オムロン、ソフトバンクGは堅調となっている。半面、トヨタ、信越化、ダイキンがさえない。
 

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